2018年3月
ドバイ国際空港から車で20分程のところに位置するJWマリオット マーキス ホテル ドバイ(JW Marriott Marquis Hotel Dubai)に宿泊しましたので紹介します。
【ホテルHP】
http://www.marriott.co.jp/hotels/travel/dxbjw-jw-marriott-marquis-hotel-dubai/
【部屋タイプ】
ゲストルーム Guest Room 44㎡
シービュー Sea View 44㎡
デラックスコーナースイート Deluxe Corner Suites 88㎡
ホテルに到着するとポーターが出迎えてくれますが「荷物を持つ」としつこく奪い取ろうとします。個人的に自分の荷物は自分で引いていきたいので丁寧に断りますが聞き入れません。何度かやり取りしましたが引きさがろうとしません。チップ目当てなんじゃ…と少し感じが悪くなります。結局、荷物は自分で引きましたがチェックインまで一緒についてきました。プラチナデスクでチェックインできるか聞くと、37階のエグゼクティブラウンジを案内してくれました。エレベーターに乗ったところでお別れしましたが、最後は(予想どおり)素気なかったです。
気を取り直してチェックインに向かいます。エグゼクティブラウンジのスタッフは打って変わってプロな対応です。ホテルに着いたのは14時頃でしたが「今すぐでもお部屋をご案内できますが、せっかくドバイにお越しいただいたので高層階をご案内したいのですが、現在清掃中でございます。ラウンジで軽食をお楽しみいただきながら少しお待ちいただけるのであれば高層階をご案内できますがいかがいたしますか」とのこと。さっきのチップせがみのポーターのことなんか忘れられる真摯な態度と配慮。折角世界で最も高いホテルに泊まるのですから高層階を待つことにしました(※注・ウィキペディアによる高層ホテルランキング世界第2位)。
その間、エグゼクティブラウンジを見てまわります。37階全てがラウンジなためかなりの広さがあります。
最近は会社の意向でSPG系に泊まることが多いのですが、どうしてもウエスティンやシェラトンが好きになれません。JWのこういった落ち着いた雰囲気が好きなんですね。
14時半からアフタヌーンティーのサービスが始まりますが15分前には配膳が完了しました。
アフタヌーンティーといってもかなりの品数が並びます。フルーツの陰になっていますがキッシュなどの温かい食事も後ろに並んでいて、もしかしたらここは1日3食ラウンジで済んでしまいそうな勢いです。
40分ほど待ったでしょうか。担当の方がキーを持って現れ「大変お待たし致しました。お部屋の準備ができましたのでキーをお持ちしました。お荷物等でお手伝いが必要でしょうか」と一言。丁重に断り、部屋へ向かうことにしました。
今回頂いた部屋は65階のA6503号室。72階建ての中ではなかなかの高層階です。窓からはペルシャ湾、そして遠くにブルジュ・アル・アラブが見えます。
プラチナ特典でアップグレードしてもらえたのか気になりましたが、HP上でそれらしき部屋タイプの写真が見当たりません。
しかし避難経路図によると隣の2部屋分のスペースがあることが分かります。
部屋に入ると右手にベッドルームがあります。
真っすぐ進むとバスルームがあります。
バスアメニティはJWお決まりのAromatherapy Associatesです。
ベッドルームをもう少し詳しく見てみましょう。コーヒーメーカー・ミニバーです。
ワークデスク周りです。ラップトップを広げて仕事するには十分なスペースがあります。
デスク上のコンセントはユニバーサルタイプで日本のプラグでもアダプターなしで使うことができます。
ベッドサイドには空調やルームライト関係のコントローラーがあります。
そして一夜明けてのベッドからの眺めです。
さて、冒頭で紹介しましたがラウンジについて再度詳しく紹介します。
37階に位置するエグゼクティブラウンジ入室基準はマリオットリワード・ゴールドおよびプラチナ会員。一日3食供される上、夜はお酒飲み放題です。
夜のお酒のメニューはこちら。
食事とお酒が提供される夜の時間帯はまるでちょっとしたおしゃれなレストランのような雰囲気になります。
提供される食事の内容は毎晩少しづつ変わりますが、枝豆が毎晩出たのは結構嬉しかったですね。ちなみに枝豆はここ数年、Edamameとして世界的に知られるようになってきています。
このエグゼクティブラウンジはいろいろなシーティングスペースがあり、あたかも私邸のリビングに居るかのようなプライバシーを確保したセクションがたくさんあります。家族や友人、グループで訪れお酒を片手に語らうにはうってつけなスペースです。
最後にプールを。
日本ではまだ桜が咲く前の寒さですが、こちらでは泳げる暖かさです。
【料金】
一週間前の予約で5泊4989.88AEDでしたが、取引先の社割が適用され5泊3137.50AED(一泊およそ17,900円)でした。
【総評】
事前に同僚から聞いていたのは「とてもいいホテルだけどちょっと人が多すぎ」でした。確かにロビーなんかは時間帯によっては人が多く屯しており、落ちついた感じではありません。これは大きなホテルにはどこでも当てはまることだとは思いますが。
ただ、エグゼクティブラウンジまで来ると人は減りますし、部屋に関してもさすがJWだと納得できるレベルです。ハードのみならずソフトを見ても、あれだけの広さのラウンジに来る数多くのお客に対してスタッフは名前をすぐに覚え、名前で呼び掛け適度に会話を持ちかけるなどの配慮はさすがだと思いました。
今回は仕事での訪問でしたが、ゆっくりプールサイドに寝そべって過ごしたり、世界最大規模のモール・ドバイモール(ホテルから無料シャトルあり)を楽しんだりしてみたいですね。再訪の価値あり、そう思える滞在でした。
【ドバイの他のホテルと比較する】
ルメリディアン ドバイ 滞在記はこちら。
JWマリオットドバイ滞在記はこちら。
シェラトンドバイクリークのレビューはこちら。