2023年11月
上海浦東国際空港から車で60分程のところに位置するザ・ポートマン リッツカールトン上海 (The Portman Ritz-Carlton, Shanghai) に宿泊しましたので紹介します。
さて、今回はこちら。
上海には「リッツカールトン上海・浦東」と「ポートマン・リッツカールトン上海」の2軒のリッツカールトンがありますが、今回はポートマンの方です。ホテルに向かう際も間違ってもう一方のリッツカールトンに行ってしまわないようご注意下さい。
それでは早速行ってみましょう。
今回はマリオットボンヴォイ・アンバサダー特典としてスイートへアップグレード頂きました。ちなみにリッツカールトンではマリオットボンヴォイのステータスでラウンジを利用することはできません。別途ラウンジアクセスを購入またはアクセス付きのプランで宿泊することが必要になります。
まず入るとゲスト用トイレがあります。
赤い大理石のロッソレバントが高級感を醸し出しています。
そしてリビングスペース。
引き出しの中の収納スペースも大容量。
ミニバーコーナー。
そしてリビング。ソファー辺りはやや年季を感じさせますが綺麗にメンテされています。
隅の棚にはミニバーが。
冷蔵庫。
そして奥のベッドルームへ。
左側にはベッドルーム。
右手にはバスルームがあります。
シャワールーム。
トイレ。ウォッシュレット等はありません。
洗面台のシンクはふたつ。こちらにもロッソレバントが。
反対側にはバスタブもあります。
バスアメニティはフランスのフレグランスブランド・ディプティック (Diptyque) のフィロシコス (Philosykos)。
ちなみにラベルのデザインはイチジクの絵なのですが、黒の濃淡だけで描かれているため、遠くから見るとなんだか黒いシミに見えてしまいます。
引き出しの中には歯ブラシなどのアメニティが入っています。数年前、上海などの多くの都市でプラスチックアメニティ削減条例が出て事前設置は出来なくなったのですが、そのお達しも撤回されたみたいですね。
そしてベッドルーム。
クローゼット。
傘やスリッパに加えて、ヨガマットまであります。
デスク周り。
机の中にはレターセットが。最近は手紙を書く人が減ったせいか多くのホテルで置かれなくなりましたが、リッツカールトンは必ずあります。この青の便箋が綺麗ですね。
しばらくするとドアベルが鳴ります。
ウエルカムフルーツとカードを届けてくれました。
手書きのカードは嬉しいですね。
と思ってよく見たら、手書き風書体の印刷でした(笑)。
まあ、毎日20枚、30枚(場合によっては50枚?)書くのは大変ですからね。
また、加湿器をお願いしたら、ハウスキーピングのおじさんがえっちらおっちら重そうに持って来てくれました。
って、富士通の業務用じゃありませんか。
どこのホテルでも加湿器はお願いするんですが、いつも片手で運べるコンパクトタイプ…。こんな大きなのは期待もしてませんでした。ありがたい。
そして部屋からの眺めです。窓の外に見えるのはスターリン様式で知られる上海展覧センター。その後ろを延安高架路が走っています。市内から虹橋空港に向かう時に通る高速道路ですね。やたらソビエトっぽい建物が見えてくるとその後ろに立つ高いビルがホテルです。
我々の宿泊は朝食がついているプランなので翌朝の朝食は一階のレストラン「Portman’s」で頂けます。
リッツカールトンだけあって選択肢も多く、そしてとても美味しい食事の数々です。海老餃子と小籠包は特におススメ。
ヌードルバーやエッグステーションでは好みの麺料理・卵料理を作ってもらえます。
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ちなみに、こちらでは月1回不定期でマリオットボンヴォイ・ゴールド会員以上を対象にエリート感謝イベントを開催しています。
チェックインの際にインビテーションを頂きました。今回はバーでのカクテル試飲会。
バーテンダーがカクテルに隠されたストーリーなどを説明しながら5~6種類を試飲させてくれます。
それとは別にシャンパンとおつまみも。
イベント終了後はジントニックセットをお土産でサービスしてくれる太っ腹。
内容は毎月変わり、ハイキングだったりヨガクラスだったりと色んなイベントが催されてるとのこと。素晴らしいですね。
以上、ポートマンリッツカールトン上海の紹介でした。
【総評】
全体的にハードはやや古さを感じさせます。内装などを細かくみればそろそろ改装が必要では?と思う所ですが、なんと一部のフロアは改装済み(トップのバナー写真)。ですのでリノベ済みの部屋をリクエストするのもアリだと思います。
サービスなどのソフトに関してはそこはやはりリッツカールトン。マリオット会員への特別イベントを開催するなどサービスにはかなり力を入れてるのが分かります。一般のスタッフも、部屋数が多い巨大ホテルそして人の出入りが多い大都市上海のホテルに置いてもサービスレベルは高く保ってる印象です。
もう一方のリッツカールトンよりも低めに料金が設定されてるのも大きなポイントです。
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