2023年11月
バンコク発香港行きHX766便にて香港航空A320型機エコノミークラスに搭乗しましたので紹介します。
さて、今回はこちら。香港航空 (HX) は東京・大阪のみならず福岡や名古屋、熊本、沖縄さらには函館や米子など、意外に日本各地で見ることが出来るメジャーな海外航空会社でもあります。
そしてその地方路線に投入されているのが、今回紹介するA320型機です。今回は日本からの路線ではありませんが、機内の様子やサービスなど参考になるかと思い記事にすることにしました。
それでは早速機内です。単通路機のA320おなじみの3‐3配列。HXではビジネスクラスありの2クラス制とオールエコノミーの1クラス制がありますが、今回はエコノミーのみの機材。
機内に入っての第一印象は。。。
「うーん、汚っ!」
座席は結構傷みが目立ち、色もくすんでいてこれでよく営業運航しているなって感じです。
(あれ、この流れどこかで見たことあるような…。まだの方は香港航空ビジネスクラス搭乗記をご覧ください)
さらに座ってみると。。。
狭っ!
一応、HXはLCCではないんですがシートピッチはかなり狭め。日本人の平均身長ぐらいだと膝が当たるぐらい座席間隔は詰めてあります。
あと、搭乗手続きの際、機内持ち込みサイズのスーツケースを「計りに乗せてください」と言われるので乗せると「重量オーバーです」と言われてしまいました。聞くところによると機内持ち込みは7㎏まで。「12㎏はオーバーなので中身を減らして下さい」と。
なかなかレガシー系キャリアで機内持ち込みスーツケースの重さを量られる経験がなかったので軽い衝撃でした。結局5㎏分の荷物を手提げカバンに入れ替えるのは無理だったので預入れ荷物としてチェックインしました。
なので「LCCではない」とは言いましたがビジネスモデル的には「ほぼLCCに近い」ものがありますね。預入れ荷物料が取られなかったのは助かりましたが。
個人用画面はなく、トレーテーブルは前後に動きません。シートピッチが狭いのでその必要もないのですが。
離陸すると機内サービスが始まります。
機内食はアルミホイルに包まれた何かとお水1本。
開けてみるとマロンクリームのような餡が入ったパンです。他の方のレビューを見ても「日本線でもこれ」か、または別のパンが出されているようで、種類が幾つかあるとはいえ「トレーに乗せられた機内食」ではないようです。
実際、公式HPを確認するとこの通り「スナックのみ」と書かれており、同じアルミホイルに包まれたパンの写真が。イメージ写真だけあってパンもとてもふっくら美味しそうに写ってます。
ドリンクはアップルジュース・オレンジジュース、コーラ、コーヒー、そして温かいお茶、そしてビールを要求してるお客には青島ビール(缶)が渡されていました。ただこのビールに関しては事前に予約購入されたものなのか、無料で提供されてるのかは分かりませんでした。
自分は温かいお茶をリクエスト。香港らしいおしゃれなカップで出てきました。
なお、公式HPによると出発の72時間前までであれば機内食を事前購入できるサービスもあるようです。
座席ポケットには免税品カタログとエチケット袋、安全のしおりのみで機内誌はありません。
機内サービスが終わると特にすることもないので、皆さん読書したり携帯いじったり、仮眠したり。
そして飛行機は無事、香港国際空港に着きました。
自国の本拠地なのになぜか沖止めに(泣)
以上、香港航空エコノミークラスの紹介でした。
【総評】
まあ、相変わらずの香港航空です。頑張って褒めたいですが、褒めどころが見つかりません。敢えて言えばLCC並みの料金でありながら、そこそこのサービスが受けられる、といったところでしょうか。荷物料金も取られませんし、食事も無料で頂けます。買いたければ追加料金払ってできますし、事前座席指定はHPが機能すれば無料で出来るようです。いままで出来た試しは一度もありませんが、サーバーの調子が良ければ出来る筈です。あれ?褒めてんだか分かんなくなってきました。。。
まあまあ、あまり期待せずおおらかな気持ちで乗れば良いでしょう。
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