ルネッサンス貴陽ホテル【宿泊記】

2018年3月

貴州省貴陽市の国際空港である貴陽竜洞堡国際空港から車で40分程のところに位置するルネッサンス貴陽ホテル(Renaissance Guiyang Hotel)に宿泊しましたので紹介します。

 

【ホテルHP】

http://www.marriott.co.jp/hotels/travel/kwebr-renaissance-guiyang-hotel/

 

【部屋タイプ】

ゲストルーム Guest Room 40㎡

プレミアルーム Premier Room 40㎡

ジュニアスイート Junior Suites 80㎡

 

名前だけ見るとどこか田舎の温泉リゾートみたいな感じがします(失礼)が、マリオットのラグジュアリーブランドのひとつ、ルネッサンスです。ただ、公式HPを見ても情報が少なく、部屋タイプの写真も全て「近日掲載」となっていて、大丈夫か…という感じです。

 

やや心配を抱えながら到着しましたが、外観やロビーはルネッサンスブランドらしくラグジュアリー感ある素敵な空間で、いい意味で裏切られました。チェックインは若い男性が対応してくれましたが、中国の地方都市らしく英語ができません。英語が話せるサービスマネージャーを呼びに行き、スムーズにチェックインを引き継いでくれました。

 

それでは早速部屋に向かいます。HPの情報が限られているためゲストルームとプレミアルームの違いが分かりませんが、避難経路図を見ると全ていづれかの部屋構成で、かつスイートが2部屋、真四角な部屋が2部屋あるようです。

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部屋は天井が高く、広さ自体も十分あり、そして自分の好みなダークブラウン系でまとめられています。かなり好きなタイプですね。

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落ち着きがあり、デザイン的にもよく計算されている感じです。デスク横は壁面全体を覆う鏡になっていますが、反射が抑えられた暗めのミラーになっています。

 

バスルームからはベッドルームが見える構造になっていますが、引き戸を閉めてプライバシーを確保することもできるようになっています。

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バスアメニティはMargot Elenaです。

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ほとんどのホテルではグラスの色は無色透明ですが、何気にオレンジとブルーを置くなど細部にまでこだわってます。

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部屋の備品やアメニティはルネッサンスのそれと全く遜色ありません。

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しばらくすると呼び鈴が鳴ります。チェックインの際に「のちほどプラチナ会員へのウエルカムギフトをお持ちします」と言っていたので届けてくれたのでしょう。

ドアを開けるとハウスキーピングの男女が立っており、何かを聞いてきます。中国語が分からない旨伝えるとこれらを渡されて去って行きました。

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ピュアミルク…。えっ、中国ではウエルカムギフトはミルクなのか…

笑えばいいのか衝撃を受ければいいのか分からない気持ちになりました。すごいな中国の地方都市(笑)

しかしこのさらに30分後、再度呼び鈴がなります。

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ウエルカムギフトです。さすがに中国の地方都市とはいえマリオットでミルク2本がウエルカムギフトはないですね。安心しました。

 

最後にエグゼクティブラウンジとジムです。

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詳細は忘れましたが、朝食やイブニングオードブルアワー・ハッピーアワーがあり、マリオットリワードプラチナおよびゴールド会員は無料で利用することができます。

iPhoneパノラマで撮影(クリックで拡大表示)

フィットネスジムもそれなりのマシンが揃えてあり申し分ありません。

 

【料金】

数日前の予約で1泊583CNY(およそ9,800円)でした。

 

【総評】

はっきり言ってコスパ最強でしょう。このハードで1万円を切るのは、一つには中国の地方都市ということもあるでしょうが、しかし他では決してできない金額でしょう。いわゆるエリート会員資格を得るための修行をされる方にはもってこいな価格設定ではないでしょうか(ここまで来る航空券が高いかもしれませんが)。

ただソフト面および環境に関して言うと、やはり地方都市ということで英語ができるスタッフが限られている(英語ができるスタッフに関しては極めて親切で丁寧)、周辺に食事をする場所がないなどの問題もあります。観光地ではないので、ここで修行するのも辛そうです。

果たしてどれだけの日本人がここを訪れるか分かりませんが、ホテルとしては素晴らしいものでした。

 

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