2019年11月
深セン宝安国際空港から車で30分ほどのところに位置するシェラトン深圳南山(Sheraton Shenzhen Nanshan)に宿泊しましたので紹介します。
【公式HP】
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/szxsn-sheraton-shenzhen-nanshan
深センには「シェラトン深圳福田」そして「ウェスティン深圳南山」「フォーポイントバイシェラトン深圳」があり混同しそうですが、今回は今年の1月にオープンしたばかりのこちら「シェラトン深圳南山」にお世話になることになりました。タクシーで向かうのも、間違って違うホテルに連れていかれないよう注意が必要です。
そこで使えるのが公式アプリの「ホテル名と住所を現地語で表示」する機能です。これを使えば何も説明することなくホテルまでたどり着けます。
中国語のホテル名は「深圳博林天瑞喜来登酒店」…。南山なんてどこにも出てきませんね。
それはさておき、今回はマリオットボンヴォイ・アンバサダーエリート特典としてデラックスルームからパノラミックルームへアップグレード頂きました。
避難経路図です。パノラミックは角部屋のひとつだけで、反対側の角はコーナースイートのようですね。
まず入ると小さなオブジェとチェアがあります。これは出掛ける際に腰かけて靴を履く、という時用なんでしょう。
反対側にはガラス戸があり、ウォークインクローゼットがあります。
写真には写っていませんが全面窓なので明るく開放感があります。
そしてバスルームです。最近では珍しくなくなってきたオープンタイプですね。
ただ、構造はかなり珍しいデザインになっています。シンクは両面鏡を境にふたつあり、その横にシャワーとバスタブがあります。
シャワーとバスタブは中で繋がっています。
シャワー側もバスタブ側も引き戸を閉めてプライバシーを確保できますが、脱衣所部分は閉めることができないのでベッドルームから丸見えになります。
見えて良い場合と、見えて良くない場合、人次第でしょうか(笑)
トイレにはTOTOのウォッシュレット付き。
バスアメニティは「le grandbain」です。
冷蔵庫そしてミニバー。
そしてベッドルームです。
コーナールームなので2面が窓になっています。
ソファーの大きさがハンパありませんが。
ベッドサイドには空調や照明のコントロールがあります。
両サイドにUSB電源があるのは高評価。
そして両サイドでサイドランプのデザインが違うなど、設計にはかなり力が入っています。
デスク周りです。ソファーとイスを配置するなど、ここにもデザイン性が見られます。
テレビはベッド正面に無いため、引き出して使えるようになっています。
部屋の紹介は以上で、23階にあるエグゼクティブラウンジについてです。詳細はこちら。
ラウンジ入室基準はマリオットボンヴォイ・プラチナ会員以上。無料の朝食は6時半から10時半、アフタヌーンティーが14時半から17時、ハッピーアワーが17時半から19時半、カクテルアワーが17時半から21時半などとなっています。
夜のハッピーアワーはこのような感じ。
味付けは中華風ではなく、ウエスタンスタイル。中国人宿泊者が多いホテルのラウンジは中華風で口に合わないことも多いですが、ここは外国人をターゲットにしているのか、全般的に美味しいです。
アフタヌーンティーの時間にも立ち寄りましたが、天井が高く採光が良いのでとても明るいラウンジです。
ベランダもあり外へ出られますが、テーブルとソファが1組あるだけで、外での食事は限られます。
翌朝の朝食はこのラウンジでも頂けますが、折角なので一階のロビーレストランで頂きます。
写真では分かりませんがとても広さがあり、食事の選択肢もかなり豊富です。
ヌードルバーやエッグステーションがありそれぞれ好みの通り作ってくれます。
最後にフィットネスセンターとプールです。ホテルに隣接する外部のジムに連絡通路を使ってアクセスするため、少し歩きます。
立派な設備ですね。もう中国はここらへんはかなり進んだ感があります。
【料金】
数日前予約の1泊で1,085元(およそ16,800円)でした。
【総評】
オープンしてまだ1年未満ということもありますが、綺麗でデザインも細かいところまで詰めてあり秀逸、ラグジュアリー感が感じられ、かなり気に入りました。
ロケーション的にはホテルの裏がハルビン工業大学深圳校のキャンパスが立ち並び、学生が多い地域。そのため中心部から離れ利便性は劣りますが、ホテル内で充分事足りてしまいますので気にはなりませんでした。
【こちらもチェック☟】
シェラトン深セン南山スイートルームのレビューはこちら。
深センマリオットホテル南山のレビューはこちら。