2023年1月
成田空港第1ターミナル第1サテライトにあるNARITA PREMIER LOUNGEを利用しましたので紹介します。
さて、成田空港の第一ターミナルにあるNARITA PREMIER LOUNGE。
今回、自分は香港航空ビジネスクラスで利用しましたが、それ以外にもー
エティハド航空・KLM・エールフランス航空・エアカラン・ロイヤルブルネイ航空・アエロメヒコ航空・厦門航空・中国南方航空・ベトナム航空・ガルーダインドネシア航空・四川航空
のビジネスクラス搭乗でも利用することができるようですね。
場所は第1サテライトの15番ゲート近く。
出国審査(現在地)を終えると右方向へ進むことになります。搭乗ゲートが10番台だと便利ですが、20番台だと戻って来ないといけないのでちょっと面倒ですね。
15番搭乗口前へやってきました。入り口への案内矢印が出ています。
2台あるエレベーターで4階へ上がります。
チェックインの時に頂いた招待券を出すだけで簡単に入室できます。
まず入ると日本風の茶室があります。ここでは季節に応じた日本のおもてなし行事が行われてるようですね。
そしてイタリアの家具メーカー「カッシーナ」を取りそろえたシーティングスペースがあります。
窓沿いにもカウンターがあり、外の飛行機を眺めながら食事や仕事が出来ます。充電用のコンセントも一定間隔ごとにありますね。
そしてフード・ドリンクコーナーです。
ヨーグルトやフルーツ、サラダに牛乳・オレンジジュース・トマトジュース。ナッツやクラッカー類も。
巻き寿司やいなり、チーズにパンやワッフル。向こう側にはオリーブにケーキや大福など、ところ狭しと並べられてます。
ハラル対応のビリヤニやスクランブルエッグ。食べ物のレパートリーは凄いですな。
そしてドリンク類。
イングリッシュブレックファストや玄米茶、ココアなどのインスタント系。
その隣にはワインセラー。
中には1ボトル1,000円から3,000円ほどのワインが8本。ラウンジの場合、赤1本白1本みたいな取り揃えが多い中、これだけの本数を用意するのは立派です。
マシンの上にはワインリストが。どれにするか迷ったらこちらを見るといいかもしれませんね。
それにしてもワインが充実。不思議に思ってよく見てみると「エノテカ」の文字が。
ワインの輸入・卸・販売を専門に行う会社ですね。どおりでこれだけの取り揃え。ここのラウンジ、地味に細かいところにこだわっています。
ビールはアサヒの生ビールサーバーに加えてー
プレモル、ハイネケンにバドワイザーも用意。
ウイスキーに日本酒、スパークリング等。
コーヒーマシンはアペックス社製の本格的なものが。
そこかしこにこだわりが感じられ、レベル高いですね。
ラウンジは奥行きがあり、さらにシーティングスペースが続いています。青を基調にしつつ、明るくも落ち着きがあり良いですね。
トイレエリアにはシャワーの表示も。
シャワールームは3つあり、受付で鍵をもらって入室するシステムのようです。今回は利用しませんでしたが。
ファシリティも立派です。
今回は機内で食べることも考慮して、軽めによそいます。飛行機を眺めながらの朝食って何とも言えない贅沢です。
窓から飛行機が見えるのもポイント高いですね。最近はラウンジを増築するケースが多く、外が見えないラウンジも珍しくはありません。
以上、成田プレミアラウンジの紹介でした。
【総評】
カード会社などが運営する非航空会社系ラウンジは「狭い・ダサい・ショボい」の三拍子が典型ですが、ここはエアラインの運営ラウンジに勝るとも劣らないレベルです。コロナの影響でサービスレベルを落とす部門が多い中、食事の種類や質・量などダウングレードしている感が無く、エアライン直営系ラウンジと比較しても全く見劣りしないレベルです。
また、回復基調にあるとはいえ、まだビジネス・旅行客がフルに戻っていないこともあってか利用客も少なめで、静かにゆっくり時間を過ごすことが出来ました。この広さがあれば相当のキャパがありますから、激混みになるというのはしばらくはないでしょう。
ワインのところでも触れましたが、地味に細かいところにこだわっていてなかなか素晴らしいラウンジでした。
ここは昔デルタのラウンジだったところですね。デルタが成田撤退して羽田のみになったので、そこをスカイチームのラウンジにした感じですかね。
年末にスカイチームになる予定なので、デルタのラウンジなくなってどうしよう。と思っていたので、様子が見られて良かったです。ありがとうございます。
コメントありがとうございます。そうですね、以前はデルタのラウンジだったことを、自分も記事作成中に他の方のレビューを見て知りました。成田に力を入れていたデルタが抜けたことは残念ですが、新しいラウンジもなかなか悪くはありませんでしたよ。参考になり幸いです。マイクあるふぁ