2019年10月
長春龍嘉国際空港から車で40分ほどのところに位置するシャングリラホテル長春(Shangri-la Hotel Changchun)に宿泊しましたので紹介します。
【公式HP】
https://www.shangri-la.com/jp/changchun/shangrila/
長春初訪問の今回は、マリオット系列ではなく会社指示でシャングリラとなりました。マリオットはアンバサですがシャングリラは相変わらずゴールド。
会員資格がゴールドなんて言うといかにもレベル高そうですが、申し込みしただけで頂ける平会員(笑)

特典も印の数が少なく、もう涙目ですが文句は言えません。早速行ってみましょう。
まずはチェックインです。カウンター背後の画がさながら北朝鮮。

同僚と「ここは平壌かい」と冗談交じりに話していましたが、調べたところなんとこの山、ずばり白頭山。中国名を長白山といい、中国側はここ長春からアクセスする観光地だったんですね。知りませんでした。
中国でもかなり北東部に来たことを実感させられます。
そしてエレベーターホールも豪華絢爛。

それでは部屋です。今回はスタンダードな部屋を頂きました。

まずはバスルーム。

シャワーとは別にバスタブがあります。

バスアメニティはノーブランドのようです。



そしてクローゼット。

中国お決まりの防煙フードもしっかり完備。


そしてベッドルームです。

冷蔵庫・ミニバー周りです。

カウンターの上にはウエルカムギフトが置いてあります。

小腹が空いていたのでミニケーキは頂きました。これは良いサービスですね。
無料のミネラルウォーターも2本置いてあります。
デスク周り。

よく、デスクが丸テーブルということがありますが、こういう長方形のビジネスデスクのほうが使い勝手が良いですね。
デスクの上にはルームサービスのメニューが置いてあります。食堂みたいに写真付きで分かりやすいのも良。


ソファーとサイドテーブル。

こちらにもカードとフルーツが置いてあります。

ベッドサイドには延長コードでUSB電源などがあります。

こういう小さいながらもちょっとした配慮は評価高いですね。
部屋の紹介は以上で、3階にあるフィットネスジムとプールです。


ひと昔前の市民センターな感じですね。
翌朝は1階のレストランで朝食ビュッフェ(136元)をとりました。

シャングリラの朝食は中華が充実している印象で、写真の中のあんまんは特に美味しく、おかわりするほどでした。
【ホテル地図】
【総評】
さて、前回シャングリラ西安のレビューでも述べましたが、全体的に悪くはありませんがやはり「90年代に栄光を放った昔の豪華ホテル」という印象が拭えません。ロビーやエレベーターホールは豪華ですが、部屋はビジネスホテル的な印象でその落差を感じてしまいます。ホテル業界は箱物産業で、リノベは頻繁に出来ないとはいえ、やはりマリオット系列のような多大な設備投資を投じてどんどん改装していくホテルグループに比べると、そのペースが遅いのか、はたまたその必要性がないのか…。
ロケーションは市中心部のど真ん中で動くには全く問題なく、サービスも良いため、次回再訪時はまた利用してもいいとは思いましたが、シャングリラグループのパターンが見えて来る訪問でした。
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