2018年11月
ロンドンヒースロー空港のターミナル3でワンワールド加盟航空会社のラウンジを利用しましたので紹介します。
ヒースローの第3ターミナルには以下のワンワールド系ラウンジがあります。
カンタス航空(QF)
キャセイパシフィック航空(CX)
ブリティッシュエアウェイズ(BA)
アメリカン航空(AA)
今回は時間の関係上アメリカンに立ち寄る暇がなく、AAを除く上記3社を利用しました。
保安検査場を出ると非常に分かりやすい案内表示板があります。空港によっては案内が少なく、ラウンジの場所を探すのに手間が掛かることがよくあります。特にこうやって一覧で表示してもらうと、「あ、ここはCXのラウンジもあるんだ」など気付かなかった会社のラウンジまで知ることができ、利用者としては最高です。
ヒースローではラウンジにアルファベットを当てており、カンタスはBラウンジ、キャセイはCラウンジ、本拠地のBAはFラウンジ、そしてアメリカンはHラウンジとなっています。
それではまずはBラウンジのカンタス(QF)です。
到着したのは午後3時半ごろでしたが、ガラガラです。
ラウンジは2階式になっていて、受付がある1階部分はレストラン形式になっています。
2階部分に上がるとバーカウンターや軽食コーナーがありますが、大部分はシーティングスペースに割かれています。
ご覧の通り、人が全然いません。
キッズルームもあります。
シャワールームは受付など無いため、自分で空いている部屋を使うスタイルのようです。
広さ的にも設備的にも素晴らしいですね。
つづいてはCラウンジのキャセイ(CX)です。
受付を済ませると、係の方から「ファーストクラスのラウンジはあちらです」と案内されたため、ファースト側に行きます。単純ミスだと思いますが、案内されるのであれば見てみない手はありません。
冷蔵庫の中にはロンドンペールエールにサンミゲル、青島ビールに一番搾り、ハイネケンにギネスとビールの銘柄も幅広く取り揃えてあります。
ダイニングルーム(写真なし)があるので軽食コーナーはベーシックな内容になっています。
一通り見てまわった後は、ビジネスクラスラウンジへ。
入るとCXのラウンジおなじみのヌードルバーがあります。
ヌードルバーのメニューはこちら。今回はワンタンヌードルとハーガオを試します。
うーん、海老がぷりぷりでどちらも絶品です。やはりこの味、落ち着きますね。
そしてヌードルバーの奥へ進むと軽食コーナーとシーティングスペースがあります。
シャワールームはこちら。いつもながらCXの秀逸なデザインです。
ビジネス側はファーストより広さがありますがやはり人が多いですね。レビューを見てあえてCXに来る人も多いのではないでしょうか。
そして最後にブリティッシュエアウェイズ(BA)です。
こちらはJAL便利用客の指定ラウンジにもなっています。
ところが…、肝心のラウンジ写真がありません。撮り忘れたというわけではなく、撮らなかったからです。その理由は-
1.人が多すぎて混みすぎ。
2.本拠地なのでかなり立派なラウンジを期待したら、全然しょぼい…(これが最も大きな理由)。
です。
その1の混み過ぎは理解できます。ヒースローはBAの本拠地ですから一日数便の外航と違い、日を通してコンスタントに利用者がやって来て、混む時間が長時間に渡るというのも理解できます。
しかし、その2とも繋がりますが、ラウンジ自体は広さがあるもののそのほとんどがシーティングスペースで、ダイニングやバー、ワークスペースにクワイエットエリアなどの区画に別れておらず、だだっ広いスペースに人がたくさん座っていて常に人の行き来があり、せわしなく落ち着けないラウンジになっています。
食事に関しても温かいミールがいくつかと、サンドイッチにおつまみなどかなりベーシックな内容です。
アルコールの選択肢は多いようですが、こうやってポテトチップスの袋が山積みされていると「予算がないのでこれで我慢してね」って印象を受けてしまいます。
正直、BAのここのラウンジにはガッカリです。
【総評】
3社で比べるとCXがダントツ、やはりワンタンヌードルに海老シュウマイは最高です。他の方がオーダーしていた炒飯も美味しそうでしたし、食の選択肢そしてレベルが高いですね。QFに比べると人が多いのが玉に瑕ですが、それでもCXのラウンジは安定して良いですね。静かさや人の少なさを重視する人は(時間帯に寄ると思いますが)QFがおススメです。
BAは…、避けた方が無難ですね。アウェーであるCXとQFに完全に負けています。自分は次回は立ち寄らないでしょう。
ちなみに今回はワンワールドサファイヤ資格でラウンジ巡りをしましたが、各ラウンジへの入室基準は各自ご確認ください。
【他のラウンジと比較する】
香港国際空港CXラウンジのレビューはこちら。