2022年12月
台北桃園国際空港から車で45分ほどの所に位置する三井ガーデンホテル台北忠孝(Mitsui Garden Hotel Taipei Zhongxiao)に宿泊しましたので紹介します。
さて、今回の台北のお宿はマリオットなどの外資大手をお休みして、三井ガーデンホテルが海外進出1号店として2020年に開業したこちらにお世話になることにしました。最近はインバウンドで潤っているのか、どこもホテル料金が高くなっており、マリオット、ハイアット、ヒルトン共に1泊3万円近くする値段設定になっています。そんななか、アゴダのおススメに出てきたのがこちら。
以前こちらで三井ガーデンホテル大手町を紹介しましたが、あの三井ガーデンホテルなら間違いないはず、と即決で予約しました。しかもアゴダなら期間限定セールなどで公式よりも安く泊まれます。料金に関しては後ほど詳しく…。
【アクセス】
桃園国際空港からのアクセスは-
MRT「機場第一または第二航廈」から「台北車站」へ。そこで板南線に乗り換え「忠孝新生」駅3番出口から徒歩20秒です。
空港を13:58の直達車(快速)で出発して、ホテルの入り口に着いたのが14:58。荷物を引きながらの移動でしたがきっかり1時間でした。基本、表示に注意して歩けば迷う事は無いでしょう。
それではチェックインです。日本語が流暢なスタッフが丁寧に応対してくれます。料金はアゴダで前払い済みなので予約内容を確認するだけでスムーズに完了。
今回は朝食付きプランなのでルームキーと一緒に3日分の朝食券を貰います。
部屋は5階の513号室。スーペリアキング(25.8㎡)の部屋です。
まず入るとトイレがあります。もちろんTOTOのウォッシュレット付き。
その隣はシャワールーム。この部屋タイプにバスタブはありませんが、大浴場があるので要りませんね。
バスアメニティは詰め替え式ですが、無駄を減らせるのでこれで全然構いません。
通路を挟んだ反対側にはクローゼット。消臭剤は食事から帰った後などにとても役に立ちました。
と、このカラフルな物は何かと思ったら、大浴場に行く時用のメッシュバッグ。心配りが素晴らしい。
そしてその隣には洗面台。鏡も大きく、スペースも充分すぎる程あります。
アメニティは日本で見るのと同じです。ここら辺は共通化することでコストを抑えることができますね。
ミネラルウォーターも2本あります。と、アルコール除菌ボトルがあるので掃除のおばさんが忘れたかな?と思いましたが、これは「ご自分で気になる場所を拭くのにご自由にお使い下さい」ですね。
そして奥のベッドルームへ。
ベッドは広々のキングサイズ。
反対側には小物が置けるような幅広の棚とテレビ。
そしてミニバー・冷蔵庫。
上には給湯ポットにホテルのディレクトリー、近所の美術館の案内など。
引き出しには綺麗に揃えたコップ類が入ってます。ティーバッグは京盛宇のお茶に璞珞珈琲と台湾のブランドを用意。これは家族へのお土産なんかにも良いですね。
下には冷蔵庫。こちらにもミネラルウォーターが2つ入っています。
窓際には小さめのソファーとミニテーブルがあります。
【ラウンジ】
さて、2階には宿泊者専用のラウンジがあります。こちらも見てみましょう。
利用可能時間は08:00~23:00まで。
ミネラルウォーターやコーヒーはお代わり自由になっています。
デスクワークにちょうどいいテーブルもあります。
夜の時間も色んな人がパソコンに向かっていました。
【朝食】
さて、翌朝の朝食は1階のレストラン「JAPOLI」で頂けます。
日系ホテルだけあって、鮭や西京焼きに納豆など日本食が充実。
お米は台湾産越光を使っています。
監修は台湾在住の日本人シェフなんですね。
洋食も幅広い取り揃えです。
朝食は少なめの自分でも色々見てるとたくさん取ってしまいます。
ご飯もパンもふっくら美味しく、和洋共にとても満足な内容です。これは朝食付きプランを選択して大正解でした。
【大浴場】
そしてこのホテルの目玉の一つである、大浴場は17階にあります。写真は撮れませんので公式からで代用しますが、疲れた身体を休めるのに最高です。
3日間毎日行ってしまいました。時間帯にもよるでしょうが、夜の時間は常に4~5人が入浴されてる感じで、台湾の方にも人気のようです。部屋にバスタブはありませんが、こちらに行く楽しみがあるので要りませんね。海外勤務が長い自分には一足先に日本に帰った気分で束の間の幸せを感じれる最高の空間でした。
そして部屋のテレビですが、チャンネルはNHKとBS1・BS2の3チャンネル。そして緯来日本台があります。
緯来日本台とはNHKと民放5社の番組を中国語字幕をつけて放送する台湾のテレビ局です。風呂から戻って付けるとちょうど「家ついて行ってイイですか」が流れていて、湯上りのリラックスタイムにちょうどいい感じです。近くのコンビニから調達した缶ビールとおつまみ片手に観てましたが、ここはもう完全に日本です(笑)
【料金】
さて料金についてですが、今回アゴダのタイムセールと特定クレジットカード割引(マスターカードでの支払いで割引)がつき、3泊で66,237円(1泊およそ22,000円)でした。
ここで予約した直後、公式で同じ日付を検索すると-
81,819円。もちろん公式で予約するとMGHリワーズポイントが付くなどの特典はありますが、ポイントが不要な自分にはアゴダの方が断然オトクですね。
検索はこちらからどうぞ。
【総評】
日系ビジネスホテル大手で初の台湾進出ですが、期待を裏切らない高いクオリティーで素晴らしい滞在ができました。部屋は日本よりむしろ広めで、掃除も行き届いており、かつ日本語も常に通じ、日本から来るビジネスマンや観光客、また言葉に不安がある方でも安心して泊まることが出来ると思います。
ロケーションもまた素晴らしく、地下鉄「忠孝新生駅」ほぼ直結で市内移動は楽ですし、5分ほど歩けば台北の秋葉原と言われる「光華商場」電脳城や小さな電気屋が並ぶ電子街があり、その周りには地元民が集う安くて美味しい牛肉麺などの店がひしめく八徳路と、食にも観光にも極めて便利な場所です。
美味しいご飯に、観光も出来て仕事にも使える。そして一日の終わりには大浴場で身体を休めれるなんてこれを最高と言わず何というのでしょうか。
次回、訪台の際はリピート確定、そんな滞在でした。
さて、次回はいま話題のあの航空会社のビジネスクラスで日本へ帰ります。お楽しみに。