2022年10月
香港国際空港から車で45分ほどの所に位置するザ・ハリ香港(The Hari Hong Kong)に宿泊しましたので紹介します。
さて、今回はこちら。実は公式の最安値は1,650香港ドル(およそ30,500円)ほどしますが、なんとアゴダで960香港ドル(17,800円)ほどで出ているのを見つけてしまったのです。これは、試してみない手はありませんなと、即予約。
ということでほぼ勢いで予約してしまったわけですが、こちらのホテル。香港をベースに高級ラグジュアリーホテルを展開するザ・ハリレラグループの香港1号店。香港の会社でありながらその全てを海外で展開しており、イギリスにあるザ・ハリ ロンドンの姉妹店としてついに凱旋帰国を果たしたわけです。
こんな高級ホテルにこんな値段で泊まれるなんて滅多にありません。香港の強制的な検疫が撤廃され、多くの香港人が待ってましたとばかりに一気に海外(特に台湾と日本)へ押し掛けようと大変な騒ぎ(航空会社のHPはダウンし、航空券は2~3倍に跳ね上がり)となりました。その反動で香港のホテルの空室率が上がってるのかもしれませんね。そりゃ、2年半こんな狭い地域(東京23区のほぼ倍の広さ)にずっといなければいけなかったのですから、そのストレスは計り知れません。ちょうど日本でも「爆買い復活!」「観光客押し寄せ!」「1日で200万円消費!?」と連日マスコミが大騒ぎしていた時と重なります。
ということで早速行ってみましょう。
まずはチェックインから。
チェックインフロアはロビーラウンジにもなっていて、夜はお酒も楽しめます。
書斎やライブラリーを連想させる落ち着いた雰囲気が良いですね。
チェックインを終え、部屋へ向かいます。今回は13階のお部屋。
まずは入るとオープンタイプのバスルーム。
バスアメニティはザ・ハリのオリジナル。ほのかに甘い、上品な香りのするソープとローションです。
そしてシャワールーム。この部屋タイプにはバスタブはありません。
写真には写っていませんが、コンディショナーも同じサイズのボトルであります。洗面同様「La Bottega」によるザ・ハリのオリジナル。
そしてお隣はトイレ。
残念ながらウォッシュレットではありません。ちなみに香港ではトイレの水は海水を使用しているため、ウォッシュレットなどを引くには別途水道管の引き込み工事が必要になります。
洗面の反対側はテーブルと鏡になっています。
引き出しにはセーフティーボックスと-
冷蔵庫。中身は空ですが、私物を冷やせるのでこちらの方が便利。
バスルームとベッドルームの中間には戸棚があり、中はミニバーになっています。
そしてベッドルームです。
サイドにはオープンタイプのクローゼット。これはこれでおしゃれですね。
引き出しの中にはスリッパやランドリーバッグ。
ベッドサイドにはコンセントがありますが、BFタイプと呼ばれる香港型プラグ。レセプションでアダプターを借りれるでしょうが、持参することをお勧めします。
ベッドの向かいにはテレビとソファー。
ホテルは4人の芸術家がそれぞれデザインを担当しており、部屋によって掲げられるアートも異なります。この部屋は蝶の絵が掛かり、奇抜ながらも落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
広さが限られるなかも、フルサイズのベッドに、ソファーやテーブルなど機能的に配置されています。
部屋の紹介は以上で、次は3階のフィットネスジムです。
基本的な筋トレは一通り出来る、なかなかの施設ですね。
そして翌朝になり、朝食です。
今回のこのアゴダの特価。なんと朝食付きなのです。どこも大抵朝食を付けると2,000~3,000円値段が上がるのですが、今回はコミコミで冒頭の値段。かなりお得なステイです。
朝食は1階のレストランで頂けます。
ビュッフェ形式ですが、メインはメニューからオーダーします。今回はベルギーワッフルをオーダー。
品数は多くはありませんが、朝食少なめの自分には十分すぎる取り揃えです。
美味しい朝食にお腹も心も満たされます。
と以上、ザ・ハリ香港の紹介でした。
【総評】
部屋はやや狭めではありますが、香港という地価の高い都市では十分広い部類に入るでしょう。インテリアもサービスも素晴らしく、とても優雅な時間を過ごすことができました。そして湾仔という香港のビジネス・ナイトライフの中心ど真ん中ですので、仕事にもプライベートにも便利極まりないロケーションです。
アゴダでは今回の自分のように、公式より安いセールが出ていることがあるので要チェックです。
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