2022年2月
済南遥墻国際空港から車で45分程のところに位置するケンピンスキーホテル済南(Kempinski Hotel Jinan)に宿泊しましたので紹介します。
さて、今回はマリオットやハイアット系列を離れて、ケンピンスキーホテルを試してみることにしました。ケンピンスキー自体は以前から知っていましたが、今までお世話になることがなくここまでやってきました。たまには違うホテルグループを試すのもいいでしょう。
このケンピンスキー、日本ではホテルを運営していないので日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、中国や東南アジア・中東に多く展開しており、そちらの方面に出張の多いビジネスマンにはよく名の知れたホテルブランドだと思います。
それでは早速ホテルです。洛南で最も高いビルに入居しているので市内どこからでも目につきます。

まずは52階のスカイロビーへ上がってチェックインです。
ケンピンスキーのエリート会員制度「ディスカバリー」には宿泊数に応じてシルバー・ゴールド・プラチナ・チタンの4段階のレベルがありますが、当然ながら自分は加入するとなれる「シルバー」ですので今回はアップグレード等の特典優遇施策はありません。
ということで今回は62階の部屋を頂きました。外観と同じく正方形の角を均した八角形な建物です。中国では縁起が良い形として建物に多く用いられてますね。


まず入るとトイレ、クローゼットそしてオープンタイプのバスルームがあります。

トイレはウォッシュレット完備。

とはいえデュラビット社製ですので正確にはお尻洗い機ですね。

クローゼット。



そしてバスルーム。

白い大理石を基調とした内装がなんとも豪華です。


バスアメニティはオランダのスキンケアブランド「Rituals」




そしてベッドルームです。

広さはそこまでありませんが、テーブル、ソファー、ベッドとコンパクトにまとめてあります。


デスクはベッドの方向へ向いて、部屋全体を眺めるスタイル。壁に向かう一般的な配置より高級感を感じる配置方法です。

ベッドサイドにはコンセントに加え、USB給電もありスマホなどの充電に便利です。

この陶器のプレートは何かな?と思ったら-

「リネンチェンジが必要でしたらこれをベッドに置いて下さい」というベッドメイクの指示用です。おしゃれですね。

そしてミニバー・冷蔵庫。


さて、気になる高層階からの眺めは-

うーん、中国お得意のスモッグが掛かった晴れ。。。

青空が映える快晴であれば眺めは最高でしょう。
最後に51階にあるフィットネスジムとプールを。

本格的な筋トレが出来る、素晴らしい取り揃えですね。ここら辺は中国、レベル高いですね。


プールも素晴らしい。

以上、ホテルの紹介でした。
【料金】
数日前予約の1泊で899元(およそ17,500円)でした。
![]() |
![]() |
【総評】
まだ開業して1年ほどしか経っていないので部屋は新しくそしてラグジュアリー感もありとても素晴らしいホテルです。スタッフも英語対応ができるので快適に滞在することができました。済南一高い建物というのもやはりポイントですね。
周りはビジネス街でオフィスビルが立ち並ぶエリアなので食事などはタクシーで出る必要がありますが、ホテルの豪華さとコスパを考えるとこれはおススメです。