中国国際航空B777ビジネスクラス搭乗記

2022年3月

広州発北京(首都)行CA1302便にてエアチャイナB777-300ER型機ビジネスクラスに搭乗しましたので紹介します。

 

 

さて、今回はエアチャイナ(CA)のビジネスクラス、B777-300ERです。

ボーイング社が製造するB777-300ERはその末尾のER(Extended Range)という略称が示す通り、航続距離を延ばして超長距離を飛行できるよう設計した機材です。‐300型機は初期モデルの777‐200型機の胴体を延長して乗客数を増やした発展型で、‐300ERは超長距離便でかつ需要の多い路線に対応できるよう開発されました。例えば北京-ロンドン線や上海-ニューヨーク線などですね。それがコロナで機材が余っているためか、こうやって国内線にも投入されています。

機内に目を転ずると、CAの‐300ER型機には2種類の座席配置があります。ファースト、ビジネス、エコノミーの3クラス制の機材。

公式HPより引用

そしてビジネス、エコノミーの2クラス制の機材。

公式HPより引用

しかもよく見ると、こちらのエコノミーは3‐4‐3配列のハイデンシティー(詰め込み)仕様。

ファーストの設定も無いことを見ると、これは短距離便用の機材でしょうか。中国国内の主要都市間であればこういった機材でも埋まるほどの需要があったのかもしれませんね(昔の日本でも550席級のB747-400Dが東京-福岡や東京-札幌線を何往復もする時代がありましたね)。

 

さて、それでは早速機内です。今回は3クラス制の国際線機材。

中国国際航空ビジネスクラス機内
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中国国際航空ビジネスクラス機内
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エアチャイナビジネスクラス機内
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コロナ対策のため、ウエルカムドリンクはなしでその代わりに各席にミネラルウォーターとウエットティッシュがセットされています。

スリッパは客室乗務員がわざわざ袋から取り出して渡してくれます。

エアチャイナビジネスクラス機内サービス
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今回は窓側をリクエスト。42席あるのに乗客は8人ほど。ガラガラの機内なのになぜかビジネスクラス最後列にぽつんとアサインされました。日本だと「前方、中ほど、後方、どちらがよろしいですか」とか、座席表を取り出して希望を聞いてくれる地上スタッフなど普通ですが、中国らしく何も聞かれず仏頂面でこの席に決められました(笑)

中国国際航空ビジネスクラスのシート
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しばらくすると、客室の方が機内食の希望を聞きに来てくれました。英語が堪能とはいきませんが、カンペを見ながら一生懸命ミールを説明しようとする努力がかわいい。

今回のミールの選択肢は、「Pasta or  うーん………」

少し固まります。

「Fish?」 「No」

「Chicken?」 「No」

「Beef?」 「No」

「Noodle?」 「 No」

「……Dumpling?」 「No」

 

「ちょっと待って…聞いてくる」

とギャレーへ戻って行きました。こちらも「肉でも魚でもチキンでもない、他に何。。。??」と自問自答。

 

そうすると、晴れやかな笑顔で戻ってきて

「分かりました!

 

 

チャイニーズスナック!」

 

「?チャ、チャイニーズスナック??」

 

うーん、スナックって何か分からんけど

「はい。。。それにします」

 

ということで、前回のA350ビジネスクラス同様、ここはエアチャイナ本領発揮を期待して中華(のスナック)をお願いします。

 

そして座席周りを少し見てみましょう。

中央のコンソール下には充電用コンセントがあります。

エアチャイナビジネスクラスのシート
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そしてシートコントロールやリモコン類。

エアチャイナビジネスクラスの座席
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反対側には小物入れと、ヘッドセットジャック。

エアチャイナビジネスクラスのシート
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テーブルはコンソールから上に引き上げて展開するタイプ。

エアチャイナビジネスクラスの座席
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エアチャイナビジネスクラス機内
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広げると大きなテーブルになります。

エアチャイナビジネスクラスの機内
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今回は大幅なディレイがあり、定刻を優に超え、もう深夜近くになっています。こちらも少しお疲れ気味。気づいたら飛行機は離陸していました。

 

ベルト着用サインが消えると、客室乗務員は機内食の準備に掛かります。こちらは備え付けの枕とブランケットを広げて、座席を倒して軽く休憩。USB電源は個人用画面の横にあります。

エアチャイナビジネスクラスのシート
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そしてまずは将軍峰の緑茶が来ました。毎度のことですが、美味しい。

エアチャイナビジネスクラスのドリンク
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続いて機内食がやって来ます。あー、これがスナックね。

エアチャイナビジネスクラスの機内食
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ここで気付いたんですが、彼女は「中式点心」を「チャイニーズスナック(軽食)」と訳していたんですね。本格的な夕食ではなく、軽食ですよという意味だったんですね。自分はミールの種類が何か、を考えていたんですがやっと謎が解けました。

 

まあそこはさておき、早速頂きます。

エアチャイナビジネスクラスの機内食
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うーーーーーむ。。。

この、サクサクとした温かいパイ生地にチキンやポークが入ったもの。上に掛かったスパイスがこれまた美味しく、中と外が絶妙な旨さを奏でます。ううぅ、これは本当に旨い。

エアチャイナビジネスクラスの機内食
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2本しかありませんが、お代わりできればしたいぐらいです。

 

そしてこちら。中華デザートの一種、馬蹄糕。

食感は羊羹とゼリーの中間。ほのかの甘さと中のサイコロ状の何か(?)がサクサクとした食感を与え、これも美味。甘すぎないのがこれまた◎。

エアチャイナビジネスクラスの機内食
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こちらはチョコレートプリン。こちらも普通に美味しい。

エアチャイナビジネスクラスのミール
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そしてフルーツ。

エアチャイナビジネスクラスの国内線ミール
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前回のA350ビジネスクラス同様、レベルの高い機内食でした。エアチャイナ、やるな。。。

 

 

食事が終わると、あとはお茶を飲みながらウトウト…。

エアチャイナビジネスクラスの機内
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座席はもちろんフルフラットになります。

エアチャイナのフルフラットビジネスクラス
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隣が居ないので、出入りも楽でした。

エアチャイナビジネスクラスのフルフラットシート
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そして、機体はゆっくり降下を始め、北京の夜の街が見えてきました。

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以上、エアチャイナB777-300型機のビジネスクラスの紹介でした。

 

最後に、降機する際にファーストクラスの写真を撮りましたので紹介します。各座席が個室でプライバシーがより確保された機内ですね。

エアチャイナファーストクラスの機内
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【総評】

ソフト面について。これは間違いなく中国一のサービスですね。これは中国あるあるですが、地上の係員は大雑把だったり適当な方が多いですが、エアチャイナの客室乗務員の方は、外れがありません。いつも丁寧で親切です。

一方、ハード面について。これはやはりやや残念ですね。777のビジネスクラスは今回のような2‐2‐2配置やエミレーツのような2‐3‐2配列がありますが、世界の趨勢は1‐2‐1配列になりつつあります。エミレーツは論外ですが、こちらもやはり横の幅が狭く、やや旧世代的な印象を受けます。特に窓側は隣を跨いで外に出なければならず、横が就寝中だと出るのは物理的に一苦労な配置です。

今回は隣が居なかったので良かったですが、これが長距離国際線だと窓側は避けた方が良いでしょうね。

国内線や短距離国際線でこれは全然オッケーです。

 

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