2019年5月
ストックホルム・アーランダ国際空港から車で30分程のところに位置するホテルシェップスホルメン(Hotel Skeppsholmen)に宿泊しましたので紹介します。
【公式HP】
https://hotelskeppsholmen.se/en/
ここは独立系ホテルですが、マリオットの「デザインホテルズ」メンバーとしても参加しており、マリオットを通して予約・ポイント加算や特典宿泊することができます。
それでは避難経路図です。元々海軍の宿舎だった建物を改装して使っているため横に長い建屋になっています。
まず入るとベッドルームがあります。
クローゼットはミニバー・セイフティーボックスも兼ねています。
靴下や下着なども売っています。
おもしろいのがランドリーバッグ。紙でできていますが、その袋自体がオーダーフォームになっています。
小さいながらも荷物置きと姿鏡もあります。
白木のフリーリングにダークオークのベッドサイドなどヨーロピアンモダンなデザインが素敵です。
ベッドサイドにはウエルカムギフトとカードが置いてあります。
ストックホルム発祥のスイーツ専門店Parlanのキャラメルです。
これはお土産としても喜ばれそうです。
《HP》https://parlanskonfektyr.se/ja
窓からはホテルの庭で日光浴をする人たちが見えます。
そして奥にデスクとバスルームがあります。
デスクは細長くなった通路のような先にあります。
それぞれの部屋にはその部屋にまつわる歴史が書かれてあり-
「この部屋にはSeth von Konow大佐とその妻が1904年から1909年まで住んでいました」とあります。110年前の住人のことを想像するとなんだか不思議な気分になります。
そしてバスルームです。
バスアメニティはスウェーデンのスキンケア・フレグランスブランド「Byredo」のBal D’Afriqueです。
変わっているのがシンクのデザイン。大きな丸石が平たい板の上に載っていて、流体がスプーンなどの湾曲したものにそって流れる性質-コアンダ効果を利用したデザイン。
デザイン的には興味深いですが、髭剃りなどで水を溜めることができないので実用性にやや難があります。
バスルーム側からのベッドルームの眺め。
窓にはレースのカーテンがありますが、遮光は木の引き戸を閉めるスタイル。
そしてチェックインの際に頂いた案内です。朝食は料金に含まれていて、7時から10時まで、週末は7時半から11時まで。
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一晩明け、翌朝の部屋からの眺めです。
芝生にイスが置いてあるただのガーデンビューですが、美しい緑に白いイスが映え、なんてことないシンプルさに心が洗われます。
こういった景色に子供の頃から見慣れていると、北欧のシンプルなデザインセンスが生まれるもうなずけますね。
朝食は1階レセプション横にあるレストランで頂けます。
北欧らしくパンの種類が豊富です。
窓からは美しい緑とハーバーが見えます。
最後に外観を。
ホテル裏手から見ると、海軍宿舎だった名残が見てとれます。
【料金】
数日前予約の1泊で1,970SEK(およそ22,500円)でした。
【総評】
北欧シンプルというのかミニマリスト的な美しさがそこかしこに見れる、素晴らしいホテルです。ストックホルムの街中へは歩いて15分程、オールドタウンのGamla Stanへは20分程掛かりますが、ハーバーを見ながら歩くとあっという間で全く気にはならない距離でした。素晴らしい天候にも恵まれ、次回も是非泊まりたい1軒です。