2023年5月
札幌(新千歳)国際空港の国際線ターミナル内にあるロイヤルラウンジを利用しましたので紹介します。
さて、今回は札幌・新千歳にやってまいりました。羽田からの国内線から、香港への国際線乗り継ぎで立ち寄りました。
新千歳の国内線から国際線への乗り換えは比較的簡単。国内線で到着すると国際線への連絡通路を通れば10分程で国際線出発ロビーへ到着できます。
ターミナルの見取り図がこちら。
左側の湾曲したターミナルが国内線。中央の連絡通路には動く歩道があり、右側の国際線ターミナルへ迷うことなく短時間で移動できます。

こういったコンパクトで機能的な空港は良いですね。ターミナル間移動のためにシャトルバスに乗ったり、結構な距離を延々と歩かされる巨大空港の煩わしさはありません。
そして国際線ターミナルへやってきました。キャセイ(CX)のチェックインはCカウンターで、出国審査場へ向かう途中のターミナルマップです。

出国審査を終えて出ると、ゲート案内図があります。

そのすぐ横に「ラウンジのご案内」があります。今回の「ロイヤルラウンジ」は左方向へ30mです。

コロナの影響でここに掲示の航空会社が全て再開しているわけではありませんが、
大韓航空、キャセイパシフィック航空、エバー航空、チャイナエアライン、香港航空、スターラックス航空のビジネスクラス利用でも利用できるようですね。
ラウンジへの入口は搭乗ゲート69番前にありますが、大きく矢印が出ているので見逃すことはないでしょう。

エスカレーターを上がった入口前には白樺のオブジェがあり、北海道を感じられるエントランスです。

受付ではラウンジの招待券・搭乗券を渡して確認の上、入場します。
入るとすぐに様々なソファーが置かれたシーティングスペースがあります。

読み物コーナーには日本の雑誌、新聞各種、台湾の新聞も置かれています。

中央にはカウンター席も。

そして奥にはソファー席が。

窓側には搭乗ゲートが見下ろせるカウンター席も。電源は各席にあり、充電しながらのパソコン作業などもできます。

再度、中央のカウンター席。お花は造花ですが、自然も感じられおしゃれですね。



一番奥のセクションにはラウンド状になったグループ席もあります。家族などで座るのに適してますね。


ここのテーブル下にもきちんと電源が用意されています。

さらに奥の角には休憩スペースも。明るく映っていますが実際にはもう少し暗めです。カーテンで仕切って少しお休みすることもできそうです。

愛煙家のための喫煙ルームも。シャワーもあるみたいですが、場所を確認するのを忘れました。

そしてお楽しみ、食事・ドリンクコーナーです。

ソフトドリンク。一番奥のは生ビールサーバー。

好きな具材とスープを入れて自分で作る、ご当地「札幌味噌ラーメン」。


洋食や唐揚げなどのホットミール。

フルーツにゼリー。

そしてこちらもまたスープを入れて作る、ご当地「札幌スープカレー」。

お酒も各種取り揃えてあります。

お酒の隣には枝豆やスモークチーズなど酒のつまみも。

機内で食べるので軽めに、と思ってよそったら結構な量(笑)。やはりご当地メニューは外せないでしょう。

札幌ラーメン。乗り継ぎでご当地が頂けるのはありがたいですね。

スープカレーはさっぱりしているのにしっかり辛さが来てとても美味。

北の大地な明るいインテリアの中で頂く食事は格別です。

以上、新千歳空港国際線ターミナル・ロイヤルラウンジの紹介でした。
【総評】
ラウンジはややもすれば殺風景な場所になりがちですが、明るいヒノキな家具や花を配置し、採光もしっかり取って、明るく北欧モダンな感じが好印象です。
また、ゆっくり休むのに最適なソファーや仕事したい人向けのイス、少人数・大人数向けなど様々な目的・シチュエーションにあわせたシーティングスペースが用意されてる点、食事は一般的なものだけでなくご当地自慢を用意するなど、北海道という土地を感じられる配慮も素晴らしいですね。
エアラインが直接運営するラウンジではありませんが、設計や施工がしっかりしていてレベルが高く、とても良い滞在ができました。