2022年7月
成田発深圳行き(ZH9052便)にて深セン航空A330型機ビジネスクラスに搭乗しましたので紹介します。
さて、今回は深圳航空(ZH)です。意外なことに、深圳航空のビジネスクラス搭乗記は少なく、機内の様子がなかなか分からないんですね。コロナ前の古いブログだったり、A320やB737といったナローボディー・短距離線の搭乗記などが数件あるだけで、ここ最近の大型機の機内紹介がありません。ということで今回はどなたかの参考になればと期待しつつ、いってみましょう。
現在、深圳航空は成田-深圳間を週1便運航しています。中国の隔離政策が14日から7日に短縮され、これからさらに短縮が進めば日中の往来が増え、便も増えてくるかもしれません。
それでは機内です。今回は最前列の右窓側1K。
ビジネスクラスは2‐2‐2配列が3列の計18席です。
席には既に機内食が弁当箱形式で置いてあります。コロナ対策が今も継続中ですね。
横を見るとこんな感じ。客室乗務員は全員完全防護服で、男性か女性かも判別不能(目しか見えません)。何とか声で分かるレベルです。
シート周りです。こちらにはマガジンラックと読書灯。
シートコントロールに小物置き。
ラックにはエチケット袋にスリッパ、安全のしおり。コロナ対策として機内誌はありません。
反対側にはUSB電源、リモコンそしてボトルホルダー・小物入れ。
コンセントはコンソールの下にあります。
さて、離陸してもこれといったサービスはありませんので、ただひたすらスマホをするかごろ寝をして過ごします。
エンタメシステムは日本語対応していますが、日本語コンテンツは(吹き替え・字幕共に)ゼロ。というか映画が7つのみって少なすぎ…。
まあ、長距離国際線は飛ばしていないのとコロナで減便を強いられているのでしょうがないのでしょう。
そもそもヘッドホンが見当たりません。CAさんにイヤホン下さいと言うと「ありません」と断られてしまいました(笑)。
そうだ、箱入り機内食を見てみましょう。
アルミに包まれたのはサンドイッチのようなもの。
やる気のなさそうなハムにマヨネーズのような味付けが少々…。
案の定、パッサパサ。。。
カップケーキ。
こちらはまあまあ。
これが片道30万円するビジネスクラスのミールとは信じられませんが、日系のように温かいミールは手配できませんからね(日本で搭載するとコロナ感染する恐れがあるという国家の方針ですから)。
まあ、自分はこれを想定して空港のコンビニでおにぎりやサンドイッチを調達しています。こちらの方が旨いという(笑)。
途中CAさんが2回ほどやって来て、一枚紙にいろんな人の名前が書かれた紙を渡され、名前、年齢、座席番号、連絡先、症状の有無などを書かされ、体温チェックされます。トイレ行ってたためか全員記入が終わり自分が最後だったようですが、個人情報ダダ洩れで機内にいる全員の名前が分かる中国仕様(笑)。ここら辺、中国人は気にしませんよね。
機体はいよいよ中国に入り、その後無事に到着となりました。
以上、深圳航空のビジネスクラスでした。
【マイレージ】
深圳航空はスターアライアンス加盟航空会社ですので、ビジネスクラスのマイルはANAやユナイテッドのマイレージで貯めることが出来ます。特にユナイテッドだとクレジットカードを使い続ける限りマイルは失効しないのでかなりお得に貯めることが出来ます。そして貯まったマイルはANAの無料航空券として使うことができます。
【総評】
コロナ禍での日本からへの中国入国、中国系航空会社はもう2社乗りましたが、やはりサービスを期待して乗るものではありません。同じお金を払うなら日系の利用をお勧めしますが、唯一良い点は中国系は本土からの折り返し便なので日本発が午後(日系のように空港へ朝の6時、7時に来る必要がない)ということですね。最近は中国に到着しても検疫作業もスムーズでホテルに入るのが夜中過ぎなんてことは無くなりつつあり、身体への負担も減りつつあります。
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