エアカナダ B787型機 ビジネスクラス搭乗記

2025年3月

ソウル仁川発トロント行きAC62便にてエアカナダB787型機ビジネスクラスに搭乗しましたので紹介します。

 

 

さて今回はこちら。カナダのフラッグキャリア「エアカナダ(AC)」でトロントへ向かうことになりました。ACは羽田・成田・関空からバンクーバー・トロント・モントリオールへ週30便以上運航しているカナダ最大の航空会社です。

ACでは長距離ビジネスクラスを北米内の短中距離ビジネスと区別する意味でシグネチャークラスと呼んでいます。

そのシグネチャークラスのサービス、どんなものか見てみましょう。

 

それでは早速当日です。

エアカナダのB787型機の外観
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B787のビジネスクラスは1‐2‐1のリバースヘリンボーンタイプ。今回は事前座席指定で窓側を確保しました。

エアカナダのビジネスクラス座席
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エアカナダのビジネスクラス座席
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座席には枕とブランケットが既に置いてあります。

エアカナダのビジネスクラスのシート
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エアカナダのビジネスクラスシート
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エアカナダのビジネスクラス座席
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そしてこちらが中央の2席。こちらは夫婦やカップルなどでの利用に便利ですね。中央のディバイダーは下ろすことも出来ます。

エアカナダのビジネスクラスの座席
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搭乗するとウエルカムドリンク。スパークリングワインか炭酸水ということで炭酸水を頂きます。

 

周りからは英語より中国語の方がよく聞こえます。特に子連れの中国系カナダ人ファミリーはずーっと大声で話してました。

機内アナウンスもなぜか英語の次に中国語。

カナダの中国系移民の多さを改めて実感しますね。

 

窓側にはサイドテーブルがあります。

エアカナダのビジネスクラス座席周り
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開けると小物入れ、コントローラーそしてコンセントがあります。深さのある小物入れは就寝時に財布やメガネなどの貴重品を入れられるので便利ですね。

エアカナダのビジネスクラス座席周り
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個人用モニターも大きくて綺麗。メインのテーブルは前後に動かすことが出来ます。

エアカナダのビジネスクラスのシート
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そして通路側。開口部は大きめです。プライバシー感は下がりますが、思うにこれは欧米人の体型を考慮してかなと。あまりディバイダー等で狭くすると、出入りできなくなる方が多くなるのかと。細身の自分でもたまに出入口が狭いと感じることありますからね

エアカナダのビジネスクラス座席
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担当のアジア系女性CAはとてもフレンドリーで明るい方。

すみません、アメニティとスリッパが他の座席にはセットされてるのに自分の席には無いので頂けますか?」とお願いすると

「OH MY GOD! So sorry I’ll bring them right away!!」と大きい身振り手振り(プラス笑顔)で応対。

しかしアメニティは来たのですがスリッパを失念。離陸してから再度スリッパをお願いすると「まー、大変!あれもこれも忘れて本当にごめんなさい!!」とまたもや明るくも、嫌味のない好感の持てる対応。

その後、客室チーフがサービスに回ってきた時「先ほどは2度も忘れてごめんなさいね」と丁寧な謝罪までありました。

 

そして離陸。今回は12時間36分の旅です。

エアカナダの個人用モニター
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ということで後から届いたアメニティキット。イタリアのフレグランスブランド「アクアディパルマ」のセットです。

エアカナダのビジネスクラスのアメニティキット
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ヘッドホンとスリッパは黒を基調としたACのロゴ入りでかっこいいですね。

エアカナダのビジネスクラスのアメニティ
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離陸してベルト着用サインが消灯すると機内サービスが始まります。まずはおしぼりが配られます。

 

今回のメニューを見てみましょう。

メインは「赤ワイン煮込みのビーフ」「ハーブとパルメザンのチキンカツ」「XO醤炒めのシュリンプ」「チキンプルコギ」からの4択。今回はチキンカツをお願いします。

エアカナダのビジネスクラスの機内食メニュー
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シャンパン、ワイン、ポートワイン。

エアカナダのビジネスクラスのドリンクメニュー
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カクテルやビール、ソフトドリンクも数多く取り揃えてあります。

エアカナダのビジネスクラスのドリンクメニュー
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そしてナッツとお願いしていたシャルドネがやってきました。エンタメは日本語対応の映画やドラマが充実していて、日本の番組も見れます。

エアカナダのビジネスクラスの機内食
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まずは前菜のスモークサーモンとサラダ。

エアカナダのビジネスクラスの機内食
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そしてメインのチキンカツです。

エアカナダのビジネスクラスの機内食
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エアカナダのビジネスクラスのミール
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トマトベースのソースをつけて食べると美味しさが際立ちます。

エアカナダのビジネスクラスの食事
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そして締めにココナッツパンナコッタとフルーツです。

エアカナダのビジネスクラスのデザート
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どれもとても美味しかったですね。

 

食事、デザートそしてドリンクのサービスが全て終わり、機内の片付けが終了して照明が落とされます。この時点で飛行機は日本を通過し太平洋に出たところです。残りは10時間17分。あとは座席をフルフラットにして休みます。

エアカナダのビジネスクラスのフルフラットシート
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そしてしばらくして目が覚めました。あと7時間半。3時間弱寝たことになります。この時点でアラスカ上空まで来ています。トイレへ行ってもう一度休みます。

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再度目を覚ますと客室は明るくなっており、朝食のサービスが始まっていました。トロントまであと1時間半。6時間ぶっ通しで寝てました。日本時間で朝の6時半。丁度いい体内時間です。

エアカナダB787型機ビジネスクラスの機内
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朝食は「エッグ&ベーコン」か「韓国式トッポギ」ということで前者を選択。

エアカナダのビジネスクラスの朝食
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こちらも美味しい朝食です。

エアカナダのビジネスクラスの朝食
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そしてカナダの大地が見えてきました。まもなく着陸です。

エアカナダのB787型機のエンジン「GEnx-1B」
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着陸前にスパークリングウォーターを頂きます。

エアカナダのビジネスクラスのサービス
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そして飛行機は無事、トロント国際空港へ着陸しました。

 

【総評】

エアカナダは「サービス良くない」とか「CAの態度が悪い」みたいな口コミが散見されますが、今回のフライトに限りそんなことはありませんでした。むしろサービス良くとても快適なフライトでした。

そして何と言ってもフルフラットで休めるというのは大きな利点です。特に10時間を超す長距離便で寝て過ごせるのは身体への負担を大きく減らし、ビジネスや高齢の両親との旅行など時差が大きいカナダですぐ動くのにはかなりのプラスです。

 

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