2025年2月
マレ国際空港から高速船で15分程のところに位置するJWマリオット モルディブ カーフ・アトール・アイランド リゾート (JW Marriott Maldives Kaafu Atoll Island Resort) に宿泊しましたので紹介します。
さて今回はこちら。モルディブへやってきました。
モルディブを訪問するのは今回で2回目なのですが、以前のシェラトン・フルムーンリゾートがいまいちだったので、どこか別の場所を…と検索していると、なんとJWが新しくオープンすることを発見。しかもマレ国際空港からボートで行ける距離。
今回は日本から来る母を連れて行くので、水上飛行機でさらに遠い所に連れて行くのは乗り気がせず、どこか近場で何かない…?と考えていた矢先のことでした。しかも、新規オープン。これは試さない手はありません。
ということで早速、値段を調べます。
一番安いスタンダードなプラン(朝食付)はマリオットボンヴォイ会員料金で1,169ドル。
しかし「Deals and Packages」を見ると「朝食・昼食・夕食」「空港送迎往復ボート(1人300ドルx2人分=600ドル)無料」「20,000ボーナスポイント」「(カヤックやシュノーケルなどの)動力を要しないウォータースポーツ無料」「ベビーシッター1時間無料」などその他諸々が付いてくる期間限定フルボードプランが1,368ドル。
一番安いプランに199ドル足すだけでこれだけついてくるのはかなり太っ腹なキャンペーン。そもそもモルディブはステイ中の食事が高くつきます。朝・昼・晩を2人で食べれて199ドルなら絶対にこのプランの方がお得です。
ということで早速、当日です。
空港に着くと、通常はこういったホテルカウンターへ各々向かいます。

しかしJWでは名前を掲げたスタッフが個別に出迎えてくれます。訊くと「おひとりお一人様お迎えしています」とのこと。もうこの時点で素晴らしいですね。到着する方は通り過ぎてしまわないよう注意しましょう。

その後、母と落ちあい送迎ボートまで案内してくれました。スーツケースなどの荷物はこの時点で預けてしまい、ボートへの積み込みそして部屋まで運んでいただけます。

船内に着くとおしぼりと冷たい水が。これはありがたい。

当日の到着状況によりますが、今回は母と自分の2人だけ。プライベートな送迎でこれまた素晴らしいスタートです。
そしてリゾートへ向けて出発します(写真は帰国時に撮影)。

海の色が刻々と変わるのもモルディブならでは。このワクワク感は堪りませんね。


そして15分ほどでホテルに到着。日没後だったため写真を撮り忘れましたが受付スタッフ、バトラー*、マネージャーなどがお出迎え。首飾りのレイとウエルカムドリンク、そしておしぼりを頂きます。
そしてカートに乗ってリゾートを一周。各施設の営業時間などを説明して頂きながら部屋まで向かいます。
(*バトラーとはWhatsappやLINEで連絡先を交換し、レストランやアクティビティーの予約、お願いや相談が常時出来ます。実際、手持ちのUSドルが少なくなった時も相談。外貨交換できるのは英ポンドかユーロのみとのことで、たまたま使わない英ポンドがあったので50ポンドをUSドルに換えるお願いをしました。リゾートなのでレートは悪いと思ったのですが、なぜか市場レートよりも良いレートで替えて頂けました。)
さて、部屋に着くとバトラーが部屋の説明を細かくしてくれます。
今回は水上ヴィラがこのプランのデフォになっています。素晴らしい…。


詳細を見て行きましょう。
まずは入るとクローゼット。島を一周している間にスタッフが荷物を運び込んでくれています。

ビーチ用のタオルにスリッパ、そしてサンダル。

棚の上にはライフジャケットがあります。後ほど見せますが、部屋から海へダイレクトにアクセスできますが、海流が強いので泳ぎが得意でもライフジャケットは着けた方が良いそうです。


そしてバスルームへ。

新しいのでどこもピカピカ。そして豪華さもハンパありません。

夜で外が見えませんが、翌朝のバスタブからの眺めはこの通り。緑と青空を見ながら朝風呂に入れるのは最高ですね。

シンクはふたつ。

奥には姿鏡を挟んでシャワールームとトイレがあります。

そしてシャワールームの隣にもうひとつドアがあります。

外に出るとこちらにもシャワーが。外でもシャワーが浴びれるのは凄いですね。

振り返ると部屋側のシャワールームも見えます。

トイレ。

アメニティもしっかり用意されています。

入口に戻ります。入った所にテーブルとイスが。

ベッドルーム。天井にはサーキュレーターがあり、冷房と組み合わせることで心地よい室温が保てます。

本来はソファーですがバトラーが気を利かせてくれてベッドを作っていてくれました。母親とであればベッドは別かな?そういう事前の気遣いが素晴らしいですね。

テーブルにはウエルカムギフトと手書きのカードが。

マリオットボンヴォイ・アンバサダー特典のシャンパンも。素晴らしいですね。

部屋の奥にはミニバー・冷蔵庫が。


これらは有料の飲み物。


そして大窓から広がるデッキと海。プール付きです。暗くて見えませんが、プール横の階段で海へ下りれるようになっています。

素晴らしいお部屋です。
そしてお腹がすいたので食事へ向かいましたが、リゾートでの朝食・夕食は後半にまとめます。
そして翌朝です。
目が覚めてカーテンを開けるとこの景色。。。

うわぉぉぉぁぁぁぁぉぁぁぁぉぉぉーーーー
母ともども、喜び勇んでテラスへ出ます。


素晴らしい眺め。。。。
階段を下りて海にも直接アクセス。

ただ、潮の満ち引きにもよると思いますが、結構な深さがありそして時折、潮の流れを感じるのでライフジャケットは必須です。
記事の執筆のために写真を見返してましたが、魚の写真が全くありません…。魚が来るたびに動画ばかり撮影していたので写真を撮るのを忘れていました(笑)。
そして水上ヴィラの外観。それぞれ仕切りで分かれているのでプライバシーは確保されています。

それにしても素晴らしい眺めです。

と、部屋の紹介は以上で、次は島内を見てみましょう。
まずは島内マップです。島内にはレストランが5つあり(赤丸)、プール(水色丸)が島の南側(マップの右側)にまとまっています。島の中央にはダイビングセンター(青丸)、島の北側にはキッズクラブ(黄丸)とフィットネスジム(緑丸)が配置されています。

こちらが到着口、リゾートへのエントランス。

マレ空港からのボートはここに到着します。

そしてプール。子供連れでも安心して遊べる浅いプールもあります。


島内は砂浜で囲まれているのでどこからでも海へ入ることが出来ます。バトラーに聞けば波が穏やかな砂浜など教えてもらえます。

今回のプランには「動力を要しないウォーターアクティビティー」が無料で含まれています。

シュノーケリングも考えましたが母親の希望もあり、カヤックに。

素晴らしい眺めです。さすがモルディブの海。
シュノーケルの道具もチェックアウトまで借りっぱなしで使わせてくれます。

フィットネスジムも立派。

そしてお待ちかね、リゾートでの食事です。
朝食はレストラン「Veyo」で頂けます。
ブッフェ形式ですが、それぞれ「アジア料理」「モルディブ・インド料理」「ウエスタン」「ベーカリー」といった感じでセクションに分かれていて、それぞれでシェフに好みの料理を作ってもらうことができます。

そしてモルディブの海を眺めながらの朝食。

浜辺側はやはり人気度が高く、席を確保するのはタイミング次第です。


メニューからオーダーすることも出来ます。

そして夜の食事。
食事つきプランだと、前菜、メインとデザートからそれぞれ一つずつ選べるようになっています。
前菜の一例。


メインは中華やウエスタン、インド料理などから選べます。

中華の「鶏とカシューナッツの炒め」。とても美味しい。

そしてステーキ。こちらはヒレ。

そしてリブステーキ。ヒレも美味しかったですが、こちらのリブアイはもの凄く柔らかくて、今まで食べたステーキでもトップ3を飾るレベル。ほぼ毎晩、こればかり食べていました(笑)。

そしてこちらはリゾット。

シーフードタコスとオクトパススープ。

デザート。


そしてこちらは昼食の一例。ピザとエビフライ。

ちなみに2人で食事して昼食で80ドル(1万2千円)程度、夕食で280ドル(4万円)程度掛かりました。ドリンクは別に払う必要がありますが、それでも1日5万円超を払うなら3食付きプランの方が絶対おススメです。
夕食を終えて帰る道。この非日常感はリゾートならではですね。

iPhoneは夜景の撮影に関しては本当にレベル低いですが、それでもこれだけ星空を写すことが出来ました。実際の夜空はこんなものではありませんでした。

夜景に静寂、波の音と、夜も素晴らしいモルディブでした。

以上、JWマリオットモルディブ・カーフ・アトール・アイランドリゾートの紹介でした。
【総評】
素晴らしい。
もうその一言しかありません。
新しいプロパティなので施設は新しく、とても綺麗。専属のバトラーが付いてくれ、細かなお願いや相談にも気軽に応じて頂けます。
またバトラーに限らず、レストランそしてすれ違うスタッフまでどなたも明るく礼儀正しく、親切丁寧に接客して頂けます。さすがJW、サービススタンダードは極めて高いレベルにあります。
そして地味に(そしてかなり)大事なポイント。
それは直行便が無い日本から来るとなると、首都のマレまでどんなに最短でも13~14時間掛かることです。他のリゾートだとそこからさらに水上飛行機に乗ることになるので、ホテルに着くまで飛行機3回、計16~17時間以上のかなりの長旅になります。

小さな子供や年配の両親などを連れる場合はこの長旅が堪える心配がありますね。そういう意味でもマレからボートで15分はかなり魅力的なポイントです。
いままでマリオット系列で、マレの国際空港からボートで行ける距離のホテルはシェラトン・フルムーンリゾートしかなく、今回ここにJWが誕生した意味は大きいですね。マリオット派の方には朗報です。
【マレ(ヴェラナ)国際空港までの航空券はこちら☟】
日本語のレビューがほとんどないため、非常に参考になりました。
教えて頂きたいのですが、プラチナ会員以上の特典は何がありましたか?(無料朝食など)
コメントありがとうございます。プラチナ会員以上の特典ですが、ラウンジはありませんのでラウンジアクセスはありません。朝食は基本全てのプランについていますが、ポイント宿泊の場合はどうなるか分かりません。アップグレードはリゾートですので空き次第だと思います。レイトチェックアウトはリゾートの特性上(皆さんエアラインで到着/出発するので)その時刻に合わせてある程度は柔軟に対応頂けるようです。出発時間が夜の場合、それまで部屋を使えるかは「空き次第」ともバトラーさんからお聞きしました。基本は相談ベースになると思います。なかなか確定的なことが分からず申し訳ありません。
マイクあるふぁ