2024年2月
西安咸陽国際空港から車で45分程のところに位置するザ・リッツカールトン西安 (The Ritz-Carlton Xi’an) に宿泊しましたので紹介します。
さて今回はこちら。陝西省の省都、西安へやってきました。日本からも札幌、東京、名古屋、大阪、福岡の5都市から直行便が就航し、兵馬俑や大雁塔など、史跡や観光名所が多いことで有名な都市です。
そしてマリオット系列も多くの選択肢があり、お値段も他の都市に比べて全体的にお安いため、今回はリッツカールトンを試してみることにしました。
【アクセス】
空港からのアクセスは主に3つ。地下鉄・空港バス・タクシーです。
地下鉄は14号線、2号線、6号線、と2回乗り継ぐ必要があるのであまり便利ではありません。
空港バスはホテルがある「甘家賽」へ立ち寄る路線があります。お値段も25元とお手頃。ただ、自分が到着した時間は運行されていないのか、券売機でバス停を選択することが出来ませんでした。
タスキを掛けたお兄さんがヘルプに来てくれましたが、英語が全く通じず(翻訳ソフトを使うのも面倒だったので)今回はスルー。
元々、DiDiで行くつもりでしたのでそちらで向かいました。中国では空港に着いたらライドシェア一択です。最近では表示も分かりやすくなっており、ほとんど迷わず乗車待ち合わせ場所へ向かえます。中国でライドシェアは「网约车」
こういった矢印に従って歩くと、簡単に乗り場に着くことができます。
乗車45分(およそ100元)ほどでホテルに到着。
それではチェックインです。手続き中にはウエルカムドリンクも。
マリオットボンヴォイ・アンバサダー会員ですが、リッツカールトンではプラチナ以上のステータスでもラウンジを利用することはできません。ですので今回はラウンジアクセスを付けて宿泊します。
ラウンジアクセスは買わないと利用できませんが、ルームアップグレードやレイトチェックアウトは通常通り特典として提供されています。
ということで今回はスイートへアップグレード頂きました。
まず入るとリビングルーム。
ゲスト用トイレ。
TOTOのネオレスト付き。素晴らしい。
ゲスト用とはいえ、立派な手洗いも完備。
そして奥へ。
ダイニングエリア。
素晴らしいですね。
リビングエリア。
ミニバーはさすがリッツカールトン。
グラスやカップなど取り揃えが凄いですね。
ミニボトルも多く取り揃えてあります。
コーヒーやティー類も。
冷蔵庫の中もぎっしりです。
さらに続いて奥へ。
コーナールームなので採光もしっかりです。
入口へ戻ると奥への扉があります。入って来た時は閉まっていましたが開けて撮影しています。
直進と左右、3方向に分かれています。
右折するとクローゼットとドアが。こちらからも外廊下に出れるようになっています。
どおりで到着した時、ドアがふたつ並んでいたんですね。
クローゼットには各種アメニティが揃えてあります。
そのまま進むとベッドルームですが、先にバスルームを見てみましょう。
メインのトイレ。もちろんネオレスト完備。
シャワールーム。
バスアメニティはフランスのフレグランスブランド・ディプティック (Diptyque) のフィロシコス (Philosykos)。
バスタブは反対側に。気づかれた方もいるかもしれませんがこのホテルには幾何学模様が至る所に散りばめられています。
ティッシュボックスの上にも。
色々探してみるのも面白いですね。
歯ブラシなどのアメニティはリッツおなじみのアスプレイ。
そしてベッドルームへ。
途中にパウダーコーナー。
落ち着いた雰囲気のベッドルーム。
ベッドサイドにはコンセントがあり充電に便利です。
客室の紹介は以上で、次は23階のエグゼクティブラウンジを見てみましょう。
サービス概要はこちら。
朝食は6:30~11:00、ランチが12:00~14:00、カクテル・オードブルタイムが17:00~20:00。それ以外の時間はアフタヌーンティーなど目白押しです。
ラウンジは奥に広く、いろんなシーティングスペースがあります。
ダイニングエリア。
バルコニーもあって外にも出られます。この日は気温3度で寒すぎですが。
そして夕方のディナータイムにお邪魔しました。
温かい食事。
フルーツ。
前菜やサラダ類。
お寿司もあります。
ワイン。
ソフトドリンク。
リッツカールトンだけはあり、食事とサービスのレベルは申し分ないほどです。
と、ふと外を見ると、なんと真っ青。この日は大気清浄指数が「屋外での活動は控える」レベルに。大気汚染物質が照明やLED広告の青を反射してこんな眺めになっていたんですね…。
なんか逆に近未来的な美しさです(笑)。
以上、リッツカールトン西安の紹介でした。
【総評】
さすがリッツカールトン。客室もラウンジも非常にレベルが高く、とても快適にそして優雅に過ごすことができました。
冒頭でも述べましたが、西安はどこもマリオット系列はお手頃価格で出ていることが多く、コスパは極めて良いですね。
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