2024年5月
ホーチミン発香港行きCX766便にてキャセイパシフィック航空A330型機のビジネスクラスに搭乗しましたので紹介します。
さて、今回はこちら。元々は1‐2‐1配置の機材の予定だったのですが、チェックインカウンターで「直前の変更で2‐2‐2配置の機材に変更になっております」と言われ、強制的に座席変更となってしまいました。
2-2-2配置…。そう、CXには未だにリージョナル(短・中距離)仕様のビジネスクラスがあるのです。
さらにB777‐300型機の一部にはなんと2‐3‐2配置まであります。
このご時世に両隣りにお客が来る中間席があるとは。。。
ということで今回はこの一部の機材に存在するリージョナル仕様を紹介します。
それでは早速機内です。
今回は窓側を確保。搭乗率も3割程度のおかげでチェックインスタッフが「隣席は空席を確保しています」と事前に教えてくれてました。
隣が空席なのはこういう機内配置の場合は助かります。シートピッチ広めのビジネスとは言え、隣を跨ぐ必要がなくなりますからね。
席に着くと、ウエルカムドリンクを持って来てくれました。オレンジジュース、シャンパン、お水の中から今回はお水を頂きます。
テーブルは個人用モニターの下から引き出すタイプ。広さもしっかりあります。
コンセントは座席間にあります。
そしておしぼりのサービスも。
肘掛けの中にはリモコン。
そして小物入れとミニテーブル、シートコントロール。
今回は2時間13分の旅です。
さようなら~ホーチミン。
それでは今回の機内食のメニューを見てみましょう。食事とドリンクの2つに分かれています。デザインも素敵ですね。
今回は昼食のサービス。選択肢は「マッサマンビーフカレー」か「むね肉のローストチキン」か「上海獅子頭ミートボール」の三つ。今回はミートボールを選びました。
シャンパンとワインのメニュー。
各種カクテルにビール。
そしてソフトドリンク・コーヒー・紅茶などです。
最近の香港の中国化もあってか、ディスカバリーワイン(ワインの新発見)と銘打って別紙で中国産ワインも勧めてきます。
今回はキャセイオリジナルドリンクの「キャセイデライト」と「緑茶」をお願いしました。なお、キャセイデライトはフライト半ばに頼むと売切れになることが多いので、出来るだけ早めにオーダーしておくと良いでしょう。
そしてシートポケットの中身は安全のしおり、機内誌にヘッドホン。ノイキャン機能はありませんが、短距離線なのであまり問題はないでしょう。
枕は寝具やコスメなどを広く手掛ける「Bamford」とのコラボ。
そして機内食が到着しました。パンはいくつかある中から好きなのを選ぶスタイルです。
そしてキャセイのシグネチャードリンク「キャセイデライト」。アルコールは入っていないモクテルですが見た目ものどごしも爽やかで、キャセイに乗ったら試さない手はありません。
メインの「獅子頭」は中まで柔らかく、とてもジューシーなミートボール。
とても美味しかったです。
食後はアイスと緑茶で締めます。
座席のリクライニングですが、残念ながらフラットにはなりません。昼寝程度は出来る角度ですね。
そうこうしていると降下が始まり、香港の街が見えてきました。
そして無事香港国際空港に到着。
以上、キャセイパシフィック航空「リージョナル」ビジネスクラスの紹介でした。
【総評】
最近のビジネスクラスはリバースヘリンボーンタイプに代表される1‐2‐1が一般的になってるなかで、やはり1世代古い印象は否めません。ただ世界的に評価の高いキャセイらしいサービスでソフト面で十分補えている印象です。全てのビジネスクラスがこの配置という訳ではありませんが、どうしても避けたい方は事前に座席配置を調べて便を選ぶといいでしょう。
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