2022年11月
香港-ドバイ間の往復にEK384/EK385便にてエミレーツ航空A380のビジネスクラスを利用しましたので紹介します。
さて、エミレーツ(EK)のビジネスクラスはここで既に紹介済みですが、投稿から既に4年が経過したので、再度新しい記事としてあげることにしました。その間に座席もマイナーチェンジしており、綺麗さと便利さも向上しています。
また、コロナを経てしばらくB777型機の運航で機材が小型化されていた日本線ですが、ついに成田便 (EK318/319便) がA380での運航へ戻りました。これを楽しみにされていた方も多いと思います。
ということで早速機内へ行ってみましょう。詳細なフライト内容は割愛し、座席、メニューと機内食、そして機内バーを簡潔に紹介したいと思います。
EKのA380ビジネスクラスは2階建ての機内の2階部分にあります。
配置は1‐2‐1。スタッガード配置のため、窓側は窓寄りの席と通路寄りの席の2種類があります。

窓寄りの窓席。座席番号はA席とK席(7Aや9Kなど)です。

そして通路寄りの窓席。座席番号はB席とJ席(8Bや10Jなど)です。

やはりおススメは個室感の大きいA席とK席ですね。当然人気も高く、事前予約では最も早く埋まる座席です。公式アプリをダウンロードし、予約とすぐ同時に事前予約をお勧めします。
そして中央の2席は、お互いが近いカップル席とお互いが離れた通路席があります。
カップル席はE席とF席(7Eと7Fなど)。

これは配偶者や恋人などとの利用におススメ。隣同士で機内サービスを存分に楽しめます。セルフィーなどの撮影にもうってつけです。
離れの席はD席とG席(8Dと8Gなど)です。

座席周りの詳細は次の通り。どの座席もほぼ共通です。
1.読書灯 2.USB電源・コンセント 3.小物入れ 4.リモコン 5.ミニバー 6.タブレット型コントローラー 7.座席コントロール 8.テーブル(引き出し式)

そして通路側の座席の利点がもうひとつ。それは座席横にも荷物入れがあることです。ここにハンドバッグなどを入れておけば、飛行中に頭上の荷物入れから取り出すために立つ必要もなくなります。もう自分の席に座ったままで全て完結する最強シートです。

座席に着くとウエルカムドリンクを持ってきてくれます。今回はシャンパンを頂きました。


そしてアメニティキット。今回は敢えて女性用をお願いしました。もう年に4回は乗るので男性用ばかり集まり、お土産用と紹介用に今回はこちらをチョイス。

そして機内食とメニューです。
各種ジュース、モックテール、コーヒー、紅茶に様々なカクテル。

ビール、ワインにスピリッツ、ウイスキー、コニャック。

そしてワインリスト。飲み物の選択肢は凄いですね。

機内食は路線によって変わりますので参考までに。

朝食のふわふわオムレツ。

昼食のタイフィッシュカレー。

そしてEKのA380ビジネスクラスだけの特別なサービスが、機内バーです。
メニューにも「ラウンジへどうぞ。お酒やスナックをお楽しみいただけます」と案内が書かれています。

フライト中に写真を撮るのを忘れたため、着陸降下前のお片付け中の写真になってしまいましたが、ラウンジバーは客室後方にあります。

ベルト着用サインが消えている間は、皆さんバー備え付けのソファに座ってお酒片手に談笑しています。

これはお酒好きには堪りませんね。
最後に機内エンタメも。
EKによると、機内エンタメは5000チャンネルに及ぶ映画やTV番組、音楽を用意。日本語のコンテンツも充実しています。


仮にお酒が飲めなくても食事にエンタメと、とても楽しめるサービスです。
【総評】
ということでEKについては毎回辛口評価の自分ですが、エミレーツのA380はB777より断然素晴らしいですね。特に窓側の個室感、そして座席周りの配置などは使いやすくおススメ。そして、機内バーラウンジの提供など他社より抜きん出ているのは確かです。
そしてクルーですが、こちらはやはり当たりはずれでしょうか。行きのクルーは皆さん笑顔でサービスされていて気持ちが良かったのですが、帰りのクルーは笑顔の少ない冷ためのサービス。あるCAの知り合いによると、クルーの明るさはそのチームや率いる主任によってかなり変わると聞いたことがあります。豪華で快適なハードですので、優しくて気配りの出来るクルーに当たると最高ですね。
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