2020年10月
武漢天河国際空港から車で40分程のところに位置するルネッサンス武漢(Renaissance Hotel Wuhan)に宿泊しましたので紹介します。
さて、コロナ発生の地、武漢(ウーハン)へやって来ました。コロナ前でも武漢に来ることはありませんでしたが、奇しくも初訪問が2020年にやってくるとは思ってもみませんでした。ただ最近は落ち着いているようなので特段の心配はありませんでしたが、しかしなんとも言えない気持ちです。今回はここに1泊し、仕事を半日で終わらせ次へ向かう非常に短い滞在です。コロナの件は置いておいて、早速ホテルに向かいましょう。
【公式HP】
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/wuhbr-renaissance-wuhan-hotel
まずはロビーです。
今回はアンバサダーエリート特典としてスイートへアップグレード頂きました。
まず入るとゲスト用トイレがあります。
そしてリビングルーム。
デスク周り。緑のイスがなかなか良い感じです。
デスクの上には「コロナ対策として以下の変更点があります」としてルームサービス時間の短縮やプールの閉鎖が挙げられています。逆を言うと、それ以外はほぼ平常営業という感じです。
香港ではマスクをしていないと血相を変えて注意が飛んできますが、こちらはマスクすらしていない人も散見され、市内もホテル内もかなり緩い印象です。
デスクのイス2つ以外にもソファーなど、座るところは多めです。
ソファーの横には空気清浄機。スイッチはHEPAフィルターになっています。
HEPAは0.3 µmの超微細な粒子を99.97%以上の捕集率でろ過できるフィルター。これも安心への配慮ですね。
テレビの下には冷蔵庫。
リビングルーム全景
そして奥のベッドルームです。
クローゼット。
ベッド周り。こちらの部屋にもテレビがあります。
ベッド横にもイスが。これでもか、というほど座る所には困りません。しかもベッドに向かって座るスタイル。なんだか入院患者の見舞いのような雰囲気です(笑)
ベッドサイドにはアルコール消毒ティッシュと共に「手が触れるドアノブや肘掛けなどはいつもより細かに清掃しています」というお知らせが。
そして奥のバスルームです。
トイレとシャワールーム。
バスアメニティはルネッサンスおなじみ東京ミルクです。
そしてバスタブ。
しばらくすると「ピンポーン」。ドアを開けると、制服が明らかに大きすぎてだぶだぶのおばちゃんが片手をポケットに突っ込んだまま「はい、これ」と突き出されます。しかもお皿をそのまま手でつかんで。
ウエルカムギフトですが、あまりにラフ過ぎて、一瞬物売りのおばちゃんが部屋まで来たのかと思いました(笑)
一応、受け取りましたがラップがしてある訳でもなく、食べるか迷います。これって、1階のキッチンからそのまま片手で運んで来て、途中コロコロ、ポトン。「あ、落っこちゃった。えぇっと、お皿にもう一度載せてっと」…なんてないよね、など自分の中で勝手に想像します。
そうすると再度、ピンポンが鳴ります。次は何?とドアを開けるとー
フルーツとジュースのセット。アンバサダー向けのギフトのようです。今回はスーツを着た若いお兄さんがきちんとトレーに載せて持って来てくれました。
結局、コロコロしやすい球体のチョコレートは食べませんでした(笑)
部屋の紹介は以上で、21階のクラブラウンジについてです。詳細はこちら。
夕食のサービスが終わる5分前に駆け込んだため、温かい食事は殆ど残っておらず少し寂しいお皿ですが、このような感じ。
ラウンジはダイニングエリアとそれ以外の2つのエリアに分かれていて、食事エリアは中国人で満席でした。世界で未だに食事や会食の制限が行われるなか、武漢はむしろウイルス知らずの皮肉な逆転現象…。
ダイニングエリアは人が多すぎで写真を撮りませんでしたが、もう一方のエリアはこんな感じ。
そして最後に、4階にあるフィットネスフロアを紹介します。
基礎的な筋トレには必要十分な設備です。
さらに男子更衣室の中にはジャグジーにサウナ、休憩室などがあります。
休憩室ではおっさんらが全裸で寝ころびスマホをしています。うぅ…、マリオットなのに、健康ランド化してます。まあ、中国ということでご愛嬌でしょう。
【総評】
中国の地方ということで、英語が通じにくいとか、中国あるあるな所は幾つかありましたが良くも悪くも無く、そこそこな感じですね。ビジネスで一泊するには問題ないレベルです。次回いつ武漢に来るか分かりませんが、再訪の際は他のマリオットも試してみたいと思います。