2020年7月
ドバイ国際空港から車で15分ほどの所に位置するシェラトン グランド ドバイ(Sheraton Grand Dubai)に宿泊しましたので紹介します。
【公式HP】
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/dxbgh-sheraton-grand-hotel-dubai
さて、ドバイがあるアラブ首長国連邦はコロナにより停止していたビザの発給を7月7日より再開し、事実上の国境を開くことが決まりました。国境を開く=検疫免除ではないのがほぼ世界共通の問題点なんですが、なんとUAEは検疫すら免除することが発表されました。元々3月に仕事で行く予定がキャンセルになっていたため、ここぞとばかりに会社より派遣指示が下りました。
正直、感染の心配もあり、あまり乗り気ではないのですがこれ以上延期できませんので、仕方ありません。
なお、ドバイ入国には96時間以内発行のPCR検査結果などそれなりの事前準備が必要となりますがここではホテルの紹介だけとし、入国にまつわるあれこれは割愛します。
今回はマリオットボンヴォイ・アンバサダーエリート特典としてスイートへアップグレード頂きました。
まず入ると長い廊下があり、その奥にゲスト用トイレがあります。
そしてリビングルーム。
冷蔵庫は空っぽですが、中に飲み物があっても飲まないので問題ありません。
もしかしたら、コロナで客室の利用率が下がっているので空にしているのかもしれませんね。
ミネラルウォーターは大きなボトルがふたつ。
そして奥にベッドルームとバスルームがあります。
ウォークインクローゼット。
そしてバスルーム。
バスアメニティはシェラトンおなじみ「le grand bain」です。
ベッドルームのデスク、ソファ周りです。
デスクの上にはセイフティーキットなるものがあります。
中身はゴム手袋、マスク、除菌ティッシュそしてハンドサニタイザーです。コロナが変えた世界のひとつですね。
飛行機の中でも防護服にゴーグルを付けた完全防備なお客さんもいますが、自分はマスクと頻繁な手洗いでゴム手袋までは要りません。しかしこういった用意があるのは利用者には安心、便利ですね。
ベッドサイドにはUSB電源とユニバーサルタイプのコンセントがあり、各種充電に便利です。
朝食は6階のFeast Restaurantで頂けます。ラウンジが閉まっているのでプラチナ会員以上の無料の朝食はこちらで頂くことになります。
飛沫対策のためビュッフェは中止され、オーダーしてウェイターに運んで来てもらう方式になります。
土日は地元の家族連れなどでかなり混み合っていましたが、平日も7割程度はテーブルが埋まっていたでしょうか。意外に人出はある印象でした。
そして31階にあるラウンジ、シェラトンクラブです。ラウンジは現在閉鎖中で利用できませんが、とりあえず立ち寄るとスタッフが掃除中で中だけ見せてもらいました。
誰もいないラウンジを見てると、あたかもゾンビに襲撃され、皆電気もつけっぱなしでそのまま逃げて行ったかのような錯覚に陥ります。少し前までは、ここで毎晩食事とアルコールが提供され、会話を楽しむ人でいっぱいだった事を考えると都市が急に廃墟になったかのような寂しさを感じます。まあ、ウイルスでみんな移動が制限されているので、ゾンビからの逃避とあまり変わりませんが…。本当に普通に移動出来ていた半年前が夢のようです。
最後に54階にあるプールです。
【料金】
数日前予約の7泊で2,500AED(1泊およそ10,400円)でした。
【総評】
コロナが猛威を振るう中、宿泊できただけでなんだかありがたみを感じる今日この頃です。スタッフも全員笑顔で普段通りのサービスをして頂き「アジアから来たからコロナ陽性者かも」みたいな雰囲気などは一度も感じることはありませんでした。むしろ、どのスタッフもあちらから気軽に声掛けしてきて会話を持ちかけて頂きました。結構殺伐としたこの世の中で、心が和むステイでした。
ラウンジが使えないなどの不自由はありますが、それはどこでも一緒ですからね。このような事態が収まったら、また訪れて経済的に貢献できればと思います。
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