2019年9月
クアラルンプール国際空港(KUL)にてキャセイパシフィック航空のラウンジを利用しましたので紹介します。
クアラルンプール国際空港を使っていつも思うのは、位置やロケーションが分かりずらい、ということです。
例えば、ラウンジの場所にしても公式HPでは-
“CIP 18, Mezzanine Level, Satellite Building”
としか記述がありません。これではなんのことかさっぱり分かりません。
「搭乗ゲート〇番近く」と分かりやすくして欲しいのですが、この空港のデザインが、中心部にハブを作り、そこに商店やラウンジを集中配置している関係で、どうしても設計上の振り番号的なナンバリングになってしまっています。
ということで、分かりやすく覚えるとすると「エミレーツラウンジの近く」となります。
受付を済ませ中に入ると、左右に横長なラウンジで窓からは駐機場が見下ろせる配置になっています。
ラウンジから飛行機が見える。最近はラウンジに窓がないようなところも多く、当たり前のようですが意外にうれしいものです。
入って左折するとシーティングスペースがあります。
その奥にはPCコーナー。
ビジネスであればみんなノートを持ち歩いていますし、タブレットもほぼひとり1台のこの時代に、デスクトップ8席を割くのは多すぎる気もしますが。
Uターンして今度は反対側に向かいます。
こちらにはダイニングコーナーにカウンター席、シーティングスペースがあります。
フルーツやサンドイッチ、カップ麺やクッキーなどのスナック
そして温かい軽食が用意されています。
「ビーガンミールをご希望の方は係員へお申し付け下さい」とあります。
こういうところがキャセイらしいですね。成田のサクララウンジで「ビーガン向けの食事下さい」と言っても「え?」となりそうです。
ちなみに、日本のカレーライスもスタッフに言えば持って来てくれます。
キャセイラウンジおなじみのヌードルバーはありません。カウンターの隅に麺と具材を入れた小鉢の用意があり、温かい汁を自分で入れて作るスタイルです。
最初は「麺は冷えてダマになってて美味しくなさそう」と思いましたが、予想を裏切りこれがなんともかなり美味。すぐ2杯目おかわりに行きました。
先入観持ってゴメンなさい。
そしてサモサも特段おいしかったです。こちらも追加おかわり。
カウンター席からの眺めも良いですね。
食後はソファーでゆっくり時間を過ごしました。
【総評】
乗継時間の関係で4時間ほど滞在することになりましたが、時間を通して利用者は少なくゆっくりくつろぐことが出来ました。広さはそこまでありませんが、ラウンジ本来の静かさがあり、かなりおススメのラウンジです。
マイナス面を挙げると、電源が少なく各種充電に困るところです。基本的にテーブルやソファ周りにはなく、ランプが付いたサイドテーブル側面にしかないので、座りたいところに無い方が多いです。滞在中も、パソコンや携帯を持ってコンセントを探す人をちらほら見ました。ここは要改善。
ただ、キャセイの旧式デザインでヌードルバーやシャワーはありませんが、利用者も少なく静かに過ごせるのはポイント高く、人混みが嫌いな自分には以前利用のプラザプレミアムファースト(レビューはこちら)より過ごしやすかったです。
【キャセイの他のラウンジと比較する】
香港国際空港のレビューはこちら。
台北桃園国際空港のレビューはこちら。
シンガポールチャンギ国際空港のレビューはこちら。
バンコクスワンナプーム国際空港のレビューはこちら。