2018年9月
台北桃園国際空港にてキャセイパシフィック航空(CX)のラウンジを利用しましたので紹介します。
台北-香港間は本拠地のチャイナエアラインとエバー航空、そして香港航空も入り乱れ、1日平均36便、CXだけで1日18便がほぼ毎時に出発するという超過密路線です(ウィキペディアによると国際線における旅客輸送数世界第1位(2015年実績)。国内線も含めると東京-大阪間に続き世界第9位)。
これだけ高頻度で運航しているのであれば、それなりのキャパが必要そうです。では早速行ってみましょう。
入口を入るとまずスナック・ドリンクコーナーがあります。皆さんここは通過されるようですね。人は少なめなので静かに過ごしたい人には逆におススメです。
そして通路の反対側にはビジネスセンターがあります。
そして奥に進むと、キャセイおなじみのヌードルバーがあります。
ヌードルバーで提供されるメニューです。今回は北方ダンダン麺と豚肉小籠湯包をチョイス。
味は本拠地香港のCXラウンジで提供されるものよりも薄め。ここは薬味で自分なりにアレンジするスタイルのようです。
薬味は受け取りコーナー横にあります。
ヌードルバーからさらに先に進むと、リラックスエリアがあります。
そしてその先がバーエリアになっています。
アルコールメニューの写真を撮り忘れましたが、ノンアルコールはこちら。
バーカウンターの上にはお酒のおつまみも置いてあります。
世界で展開するキャセイのラウンジに来ていつも思うのが、広いスペースに多種多様な椅子やソファー、テーブルを用意しながらも、全体として統一感あるデザインに感心します。
さて、乗継時間が6時間もあり、数時間経って小腹が空いてきたので再度食事をオーダーすることにしました。今度は「台湾風ポークライス」です。これは台湾名物ですね。
ちょうどいい小腹を満たすミニサイズ。機内で食べることも考えると、ラウンジでの食事は基本少量でいいと思います。
と、ちょうど食べ終わる頃にラウンジスタッフがやってきて「ミスター〇〇、お待たせしました。早い便へ繰り上げることができましたので新しい搭乗券をお持ちしました。ご希望されてたA350型機ですよ」と、笑顔。2時間早い便に繰り上げてくれました。これはラッキーです。
時計を見ると、もう搭乗時刻。食事もほどよく済ませ、荷物をまとめ搭乗口へと向かいます。
【総評】
世界的に共通なCXラウンジデザイン。これは大人の雰囲気でいつも好感が持てます。広さも十分あり、松山国際空港の共用VIPラウンジのようなすし詰め圧迫感はありません。シャワーがないことを除いては、リラックスするにも、軽くお酒や食事をするにも、乗り継ぎの合間に仕事を済ませるにも、十分すぎる設備です。スタッフもフレンドリーで、他のキャセイラウンジ同様、素敵な時間が過ごせました。
【キャセイの他のラウンジと比較する】
香港国際空港のラウンジはこちら。
シンガポールチャンギ国際空港のラウンジはこちら。