2018年8月
フランス領ポリネシアのボラボラ島にあるボラボラ空港からボートで30分ほどのところに位置するソフィテルボラボラビーチリゾート(Sofitel Bora Bora Marara Beach Resort)に宿泊しましたので紹介します。
【ホテルHP】
(公式)ソフィテルボラボラビーチリゾート
【部屋タイプ】
スーペリアバンガローガーデンビュー Superior Bungalow Garden View 32㎡
スーペリアバンガローラグーンビュー Superior Bungalow Lagoon View 33㎡
スーペリアバンガロービーチフロント Superior Bungalow Beach Front 32㎡
ラグジュアリーバンガロー水上 Luxury Bungalow Overwater 50㎡
ボラボラ空港はとても小さな空港。ターミナルを出るとすぐに桟橋・船着き場になっていて各ホテルのボートがお迎えに来てくれています。
もうこの時点で感動です。これが自然が織りなす海の色なのですから驚きです。
空港からソフィテルまでは専用のボートで30分程掛かります。空港が島の北端に位置するのに対し、ホテルは南端。ボート移動が島のツアーにもなって一石二鳥です。
途中、様々なホテルを通過していくため、いやがおうにも期待が高まります。
ソフィテル専用の船着き場に着くとウクレレを演奏するお兄さんの出迎えで、温かいおしぼりをサービスしてくれます。
レセプションでは一人ひとり席に着いて、ウエルカムドリンクを飲みながらゆっくり対応してくれます。
同僚2人は水上バンガローにアップグレードされたのに対し、自分はビーチフロントにアサインされました。これは、ちょっと残念。でも部屋がどうかは実際に見てみないとわかりません。
レセプションの方に付き添われて部屋へ向かいます。荷物はボートから直接届けてくれます。そして今回お世話になるバンガロー。
陸上のバンガローはビーチから見て前後に2列に並んでいます。ビーチに沿って一列目がビーチフロントで、その後ろの一列がガーデンビューだと思います。
2列目のガーデンビューは部屋から海が見えないので、ボラボラにまで来て泊まる意味はかなり低いと思います。
それでは早速ガラス戸を開けて中へ入ります。
部屋はこじんまりしていますが狭くはありません。落ち着ける広さです。
ベッドの上にはタオルでスワンが折ってあり、生花も散らしてあります。
まあ、確かにほとんどの方たちはカップルやハネムーナーでしょうから、このようなベッドメイクもうなずけます。
クローゼット内もローブやスリッパなど一通り取り揃えてあります。
冷蔵庫の中です。部屋を説明してくれるレセプションスタッフが「冷蔵庫の中はアルコールも含めて全部タダなので飲んじゃった方がトクよ」と笑いまじりに説明してくれます。
天井にはサーキュレーションファンがあり、風が直接来ないよう天蓋があります。部屋にはエアコンがあるので空調は万全ですが、エアコンが苦手な人はこちらがいいでしょう。
バスルームにバスタブはありませんが自分は使わないので問題ありません。
バスアメニティはフランスのファッションブランドの老舗、ランバンです。
そして部屋のベッドからの眺めはこの通り。
もう5メートル先は砂浜で、10メートル先は水際です。
ビーチに出てみるとこんな感じです。右端のバンガローが自分の部屋です。
カヤックやボートはレンタルすることができます。カヤックを漕いで他の島に行くこともできますが、戻ってくることも考えると結構なアクティビティになりそうです。同僚がシュノーケリングを希望したため、ボートをレンタルしました。
海の色は常に変わり続け、濃い青の部分もあれば緑がかったターコイスなど、見ていて飽きません。
さて、一日ウォーターアクティビティを楽しんだ後は、近所でも有名なレストランBloody Mary’sで夕食を取りました。
電話すると無料でホテルまで送迎してくれます。
夜はガラス戸を全開にして波の音を聞きながらゆっくりします。最高の時間の過ごし方です。
虫などは見かけませんでしたが、虫よけスプレーは何度か散布しました。ビーチリゾートでは必須ですね。
そして翌朝のホテル管理棟からの眺めです。波も穏やかで静かな島の夜明けです。
朝食もフルーツを中心に彩り豊かです。
さて、桟橋を渡ってまた空港へと向かいます。ステイで一番残念なひと時です。
【料金】
数日前予約の1泊で90,704XPF(およそ97,800円)でした。
【総評】
ボラボラに来るという経験だけで十分に価値のあるエクスペリエンスです。いままでのビーチリゾートとは明らかに一線を画していますし、最高レベルの目的地なのは明らかです。
そしてボラボラのホテルは基本15万円以上の価格帯がベースで、ここソフィテルはやや安い部類に入ると思います。「リゾート地で値段を少し下げたら質がガタンと落ちて大失敗」なんてことはよくありますが、ここは非常に高いレベルをキープしていて、値段とステイクオリティのつり合いがとれた素晴らしいホテルだと思います。
そして水上バンガローについてです。今回は残念ながら陸上ステイになりましたが、水上バンガローは一つ注意しないといけないことがあります。それは、波が高い時や荒れている時は、四六時中波がバンガローの支柱に打ち付ける音がうるさく、夜眠れないということがあるという点です。ハネムーンで最高のエクスペリエンスのために奮発して水上を予約したにも関わらず、眠れずに苦労した…なんてこともあり得ます。さすがにステイ期間中の波の予報まで考慮に入れるのは難しいでしょうから、どちらが良いかは運次第というところでしょうか。
少なくとも今回、自分がアサインされたバンガローは快適で素晴らしいステイができました。