フィジー航空 ビジネスクラス 搭乗記(後編)

2018年8月

ナンディ発香港行きのフィジーエアウェイズ(FJ391便)にてビジネスクラスに搭乗しましたので紹介します。

 

さて、前回に続き今回は後編です(前編はこちら)。

 

離陸するとコーヒーなどの飲み物の希望を聞きに来てくれます。

テーブルは隣席とのアームレストから引き出して展開する方式です。そしてここが一番自分が気に入っているところなのですが-

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白を基調とした機内でありながらテーブルトップはダークオーク調。元々この色が好きというのもありますが、アクセントとして白ばかりでない色のチョイスが秀逸です。

テーブルは前後にスライドするのはもちろん、展開したまま外に出れるよう斜めに動かすことができます。素晴らしい。

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そしてコーヒーを待つ間、客室乗務員が一人ひとりにドューベイが必要か聞いて周ります。ドューベイは上に掛けても下に敷いてもいいですが、既に全ての席にブランケットがセットされていますので、自分は下敷きとして利用します。

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寒がりの人は上に掛ければ温かく眠れると思います。

 

そしてテーブルクロスを掛けてコーヒーと温かいおしぼりを持って来てくれます。

このフィジアンコーヒーが美味しいこと。これは後ほどおかわりもらってしまいました。

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まずはフルーツとパンのサービスです。クロワッサンが後から来たのでスイカを少しかじった後の写真ですが。フルーツはどれもみずみずしく甘みもありとても美味。

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そしてメインのオムレツです。

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ナイフでカットすると中のチーズが何層にもあとを引き、切れないほどよく伸びます。これは素晴らしい出来です。トマトレリッシュソースとよく合い、至福のひと時です。

 

心も胃袋も満たした後は機内が暗くなり、おやすみ・リラックスタイムになります。

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再度フィジアンコーヒーを楽しみながら映画を見ます。

 

座席はコントローラーにある4つのボタンであらかじめ決められたリクライニング角度にできますし、個々の調整ボタンで任意の角度に微調整もできます。

固定リラックスポジションはこんな感じ。

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そしてライフラットポジションはこちらです。

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フィジー航空の公式HPによると、8度の傾斜があるので完全な水平フラットではありません。ただ、寝てみた感想は傾斜は全く気にならないレベルです(8度ですから…)。また、飛行機は水平飛行時におよそ3度ほどの迎え角で飛行しています。そのため実質の傾斜は数度程度だと思われます。

ドューベイ、ピローそしてブランケットをセットしてみました。こんな感じになります。

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離陸から4時間ほど経ちました。残り6時間弱。少し休むことにします。

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目が覚めると着陸の2時間半前。ギャレーでは到着前の昼食の準備が始まったようです。飲み物の希望を聞きに来てくれたので再度「パラダイス」をお願いします。

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パラダイスを飲み終えるちょうどいい時間配分でクロスを掛けてくれて、昼食のサービスが始まりました。

ビートルートのピュレーを添えたエビの前菜とガーリックブレッド。

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メインにはスロークックドビーフをチョイス。

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お肉は柔らかく中まで味がしみ込んでいて美味。

最後はチョコレートとコーヒーのババロアケーキで締めます。

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食事が済むと、飛行機は徐々に香港国際空港へ向けて降下を開始しました。

 

【総評】

結論から言って文句なく素晴らしいビジネスプロダクトです。どこかマイナスな点を探しても見つかりません。いわゆる大手有名どころのビジネスクラスの中にはレビューアーや広告で誇大に宣伝されているような航空会社もありますが、フィジーエアウェイズのビジネスは隠れた逸品と言うべきか、なかなか秀逸でありながらあまり名が知れていない感があります。特筆すべき点を箇条書きにするとー

〇スタッフが全て親切・親身で良く働くこと。仕事に真摯に取り組んでいて、(暖かい国の会社なのでサービスは適当、サービスが終わったらギャレーでおしゃべり、みたいな感じかと思えば)乗客の半分が就寝しても頻繁にキャビンを周り不要なものを回収したり、スナックやドリンクをオファーして回ったりと日系も顔負けな仕事ぶり(失礼)です。とにかく人々がよく働く。

〇ハード面でも素晴らしい。キャビンのデザインが白を基調としているのでかなりメンテをしないと汚れが目立つところですが、汚れどころか不具合や故障などありませんでした。往々にして暖かい国の航空会社はメンテが甘い所があり、エンタメが機能しない、電源が通じておらず充電できない、などよくあります。しかし今回に限っては自分及び周りを見たところ、故障や不具合は全く見当たりませんでした。素晴らしい。

〇機内Wifiはありませんが、南国に向かうのに仕事やいろんな雑務から離れるいい機会でしょう。これはマイナスではありません。機内を楽しみましょう。

〇最近のA330ビジネスクラスは1‐2‐1配列が趨勢になる中、フィジー航空の2‐2‐2配列は旧世代型になりつつあります。ただ、1‐2‐1配列が必ずしも2‐2‐2配列より絶対的に良いかは単純には言い難くなりつつあると思っています。確かに横席数が少なければより広い空間、と思いがちですが、航空会社も民間企業です。できるだけ利益を最大にするためあの手この手で同じ空間に同じ数の座席数を詰め込もうとします。1‐2‐1配列の利点は全ての座席が通路へのダイレクトアクセスがあるという点、一点のみです。全ての座席に通路アクセスへの面積を確保すると、当然どこかの空間を減らさなければいけません。そのため、なかなか気付きづらいですが座席幅が少し減らされフラットベッドにはなるものの寝返りがうてないほど窮屈だったり、自分の占有面積がいびつな形だったりします。

フィジー航空のビジネスは窓側の乗客に限り通路側乗客が就寝している場合に大きく跨いで外に出ないといけないという欠点があります。が、それ以外は個々に十分な広さが確保されていて快適この上ありません。そこをどう捉えるかは人によると思いますが、(通路側が数回自分を跨いで出たにも関わらず)自分は全く問題とは感じませんでした。

〇先月のフィジー航空の「ワンワールドコネクト(ワンワールドのサブ会員的資格)」加盟により、ワンワールド他社とのマイル相互利用やラウンジアクセスなど、どこまでワンワールドコネクト資格がワンワールド各社と相互利用できるのかが気になります。JALとマイル加算などの相互利用ができるようになれば最高です。

 

今回はフィジー発便での利用でしたが、もし東京からナンディ行きでハネムーンや恋人・夫婦旅行等で利用するので南国感ある美しい機内に胸が高鳴ること間違いなしです。東京への再就航のこの機会にフィジー旅行そしてビジネスクラス、おススメします。

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