2018年5月
ニューヨーク、ジョン F. ケネディ国際空港から車で1時間20分、ラガーディア国際空港から50分程のマンハッタン(ミッドタウン地区)に位置するルネッサンス ニューヨーク ミッドタウン ホテル(Renaissance New York Midtown Hotel)に宿泊しましたので紹介します。
【ホテルHP】
https://www.marriott.co.jp/hotels/travel/nycsg-renaissance-new-york-midtown-hotel/
【部屋タイプ】
ミッドタウンスタンダード Midtown Standard
ミッドタウン Midtown
シティービュー City View
テラス Terrace
スカイライン Skyline
スカイラインバルコニー Skyline Balcony
エンパイア Empire
(*部屋の広さは公式HPに載っていないため不明)
さて、このホテル、ロビーが6階にあるためエレベーターで上がる必要がありますが、エレベーターに「乗る前」に外の操作盤で行く階を指定する必要があります。
「6階・ロビー」ボタンを押すと、画面上に4台あるエレベーターのどれに乗るか表示が出ます(写真は宿泊階で撮影したため3台の表示)。
ご覧の通り、エレベーター内には階数ボタンがありませんので指定されたエレベーターに乗らないと目的の階に行けません。
階数ボタンがないエレベーターは初めてです。
エレベーター内のアートがニューヨークに来た感を高めてくれます。
それでは室内です。今回頂いたのは26階の2601号室。
避難経路図によるとこのフロアーでは一番狭い部屋のようです。
チェックインが夜の10時頃だったため良い部屋は埋まってしまった可能性もありますがちょっと残念です。ただ、チェックインの際に「一番眺めが良い部屋ですよ」との一言。
下の写真は翌朝の撮影ですが、確かに南向きの部屋(自分の並び)では自分の部屋から遠ざかるほど、One Penn Plazaという高いオフィスビルに近くなり、さらにその手前に茶色のアパートビルも目前で景色を遮るため、狭いながらも遠くが見える眺めの良い部屋です。
部屋に入るとまず、バスルームがあります。
バスタブはありませんが自分は使わないので問題ありません。
バスアメニティはアメリカのスキンケアブランド、Avedaです。
そしてベッドルームです。
部屋のデザインはさすがニューヨーク。斬新ながらも極端な主張がなく、居心地の良い内装にまとまっています。コンクリートの打ちっぱなし+大理石+壁紙+木目、と場所によって4種の違う材質が混在していますが、お互いがお互いを干渉することなく1つにマッチしていて、デザイナーの腕の良さが見て取れます。
部屋に飾ってあるアートもマリオットにしては冒険してますがしかし奇抜過ぎず、好感が持てます。
クローゼットを開けると隠しアートが現れます。こういうところにデザイナーの計算というか遊び心が見て取れます。
さて、最後にエグゼクティブラウンジとフィットネスについてです。
エグゼクティブラウンジはホテルロビーがある6階にあり、朝食は6時半から9時(月-金のみ)、オードブルアワーは17時半から19時半(日-木のみ)で、土日の朝食はクーポン利用で5階のレストランを使う形になります。
自分が宿泊したのはあいにく金曜の夜チェックインの日曜の昼チェックアウト。うまいことラウンジでの朝食やオードブルアワーを体験できないスケジュールでした。
土日の朝食はウエルカムギフトのクーポンを利用して5階のRock&Reilly’sを利用します。
フィットネスは2階に入居しているプラネットフィットネスが利用できます。
【料金】
数日前予約の2泊で$934.18(1泊およそ51,000円)でした。
【総評】
エンパイヤステートビルまで2ブロック、タイムズスクエアまで数ブロック、かつ有名ブランドのお店も数多く建ち並び、観光にもショッピングにもビジネスにも便利極まりないロケーションです。
ホテル自体も、ニューヨークのミッドタウンに来たのだからその高揚感を味わいたい、そんな宿泊者の期待に充分応えられる内容だと思います。アメリカの主要都市のホテル料金はやや高騰している感がありますが、時期をうまく選んで料金を抑えれれば泊まらない手はない一軒でしょう。